レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2017年01月29日
- 登録日時
- 2018/11/15 09:53
- 更新日時
- 2018/11/27 14:00
- 管理番号
- 横浜市中央2525
- 質問
-
解決
神奈川県立保土ケ谷公園が開園したのはいつ頃か。
また、防空公園として使われていた歴史についても知りたい。
- 回答
-
1 神奈川県立保土ケ谷公園の開園について
公園の設置年や概要、歴史が記載されている資料は次のとおりです。
(1)『Green wave かながわの都市公園と緑地 1997』
神奈川県都市部都市公園課/企画・編集 神奈川県公園協会 1997年
(2)『ヨコハマの公園 みる・よむ・いく』横浜市緑政局公園部計画課/編
横浜市緑政局公園部計画課 1996年
(3)『公園かながわ VOL.3』神奈川県公園協会/編 神奈川県公園協会 1983年
2 防空緑地として使用されていた歴史について
(1)「横浜市における建物疎開の実態に関する研究」伊藤亮/著
(『都市計画論文集』49 巻 (2014) 3号 日本都市計画学会 2014年)
「3-1 防空緑地」防空緑地設置から戦後の公園建設までの経緯が記載されており、
地図上で保土ケ谷緑地と現在の保土ケ谷公園の位置を確認することができます。
引用文献が明示されているので、関連資料を確認することができます。
※本文は、インターネット上で閲覧することができます(2018年10月現在)
J-STAGE(国立研究開発法人科学技術振興機構)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/journalcpij/49/3/49_1041/_article/-char/ja/
(2)『保土ケ谷区史』保土ケ谷区史編集部会/編
横浜市保土ケ谷区制70周年記念事業実行委 1997年
p355「開戦年の都市計画」昭和16(1941)年5月3日の内務省告示第234号により、
「保土ケ谷緑地」が決定された旨の記載があります。
p393「都市計画」保土ケ谷緑地の都市計画公園事業が神奈川県により開始、
戦後の平和利用として野球場や競技場を建設しようとするものであり、
のちに保土ケ谷公園になるとあります。
(3)『神奈川県都市政策史料』神奈川県都市部都市政策課/編
神奈川県都市部都市政策課 1985年
p110~神奈川県における大緑地造成に関する解説があります。
p121~昭和16(1941)年3月24日の都市計画神奈川地方委員会における
「保土ヶ谷緑地、三ツ池緑地の決定」を確認できる資料です。
(4)『横浜都市計画の変遷 計画書編』横浜市都市整備局調査指導課都市計画課/編
横浜市都市整備局調査指導課都市計画課 1980年
p287~2(2)に引用されている昭和16(1941)年5月3日の内務省告示第234号を
確認できる資料です。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 造園 (629 8版)
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000245833