レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2016年06月19日
- 登録日時
- 2018/06/16 16:02
- 更新日時
- 2018/08/30 15:53
- 管理番号
- 堺-2018-014
- 質問
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解決
堺市北区にある金岡公園および、陸上競技場などのスポーツ施設が造られた経緯、歴史、議事録、古写真、設立当時の運営主体(堺市でないこともあったのか)、維持費や利用者数などについて知りたい。参考資料の所在地、経緯を知っている人を紹介していただくなど、何か情報があれば教えてほしい。
- 回答
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経緯、歴史について
堺市の歴史を調べるための基本資料としては『堺市史』(昭和5年刊)、『堺市史 続編』(昭和51年刊)がある。金岡公園の建設は戦後なので『堺市史 続編』を中心に調査した。
『堺市史 続編 3巻』P448~
進駐軍に接収されていた「金岡キャンプ」が接収を解除され、跡地を堺市、近畿管区警察学校、労働省の労災病院の三者で分割することになった経緯について記述されている。
『堺市史 続編 3巻』P453~
昭和35年に25メートルプールがつくられたのを最初に、総工費1億6000万円で金岡公園が整備されていった経緯について記述されている。
『堺の公園と緑』P18
「金岡公園は、旧陸軍駐屯地から米軍キャンプを経て、30年代初期の接収解除により昭和34年に運動公園として計画決定され、現在まで運動施設の転用とプールの新設により市民オリンピックをはじめ、広く市民スポーツの場として利用されてきた。
しかし施設の老朽化が著しく、補修による存続も難しくなったため、昭和61年、天皇陛下在位60年記念運動公園の指定を受け、約36億円の事業費を投下して再整備を行った。」とあります。
『堺市勢要覧 昭和35年』P59
利用者数
昭和53年以降の『堺市統計書』に利用者数あり。
運営主体について
現在の運営主体は『堺市公園統計資料 平成27年度』でも確認できる。
古写真
写真そのものは図書館では所蔵せず。
『堺市史 続編 3巻』P450に旧金岡体育館の写真が、P452に金岡公園の婦人子供専用プールの写真がある。
維持費
金岡公園単独で記載されているものは確認できなかった。
『平成25年度決算説明資料』P96には「大浜・鴨谷・初芝・金岡公園・家原大池・原池公園・美原の各体育館、美原総合スポーツセンターの管理運営」の「体育施設等管理運営委託料」として、710,006,296円が計上されている。
昭和32から34年の堺市会議録を確認したが金岡公園が議題となっているものはなかった。
(北図書館)
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 造園 (629)
- 参考資料
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堺市. 堺市史 続編 第3巻. 堺市, 1972.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000039-I001191991-00 - 堺の公園と緑 1997 堺市都市局公園緑地部/編集 堺市都市局公園緑地部
- 堺市勢要覧 昭和35年版 堺市庶務課/編 堺 堺市
- [堺市議会]会議録 平成26年(2) 堺市議会/編 堺市議会(平成25年度決算説明資料)
- 堺市統計書 昭和53年度版 堺市総務部企画課/編 堺 堺市
- 堺市公園統計資料 平成27年度版 堺市建設局公園緑地部公園整備課企画係/編
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堺市. 堺市史 続編 第3巻. 堺市, 1972.
- キーワード
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- 公園
- 金岡公園
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000237274