レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2019年08月14日
- 登録日時
- 2020/07/22 17:02
- 更新日時
- 2020/08/28 13:11
- 管理番号
- 堺-2020-087
- 質問
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解決
明治32年12月、「東成郡田辺村大字松原四番屋敷」という住所で家族が生まれたという書類を持っている。当時の地図が見たい。または、現在のどのあたりなのかが知りたい。
- 回答
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「角川日本地名大辞典27大阪府」によると、東成郡は明治29年から存在し、田辺村は、北田辺村と南田辺村と猿山新田と松原新田の一部が田辺村として明治22年に合わさり、大正3年まで存在していた。松原新田は、江戸時代から明治22年まで村名として、明治22年から明治43年までは田辺村大字として、明治43年からは松原という地名になった。
「明治前期・昭和前期大阪都市地図」p41に明治19年測量の天王寺村の地図があり、「松原新田」とある。
「日本古寺事典」p335「日本の古寺名刹1320」に「法楽寺(ほうらくじ)①所在地 大阪市東住吉区山坂町②~⑤略⑥開創年治承2年=1178とある。
「続 大阪古地図むかし案内 明治~昭和初期編」(本渡章著 創元社)には、白黒で部分的に多くの地図が見られるが、見たい箇所は写っていなかった。ただし、p198~199「掲載の図のうち、次の3点(略)以外はすべて大阪市立中央図書館(西区)が所蔵しており、大阪の資料コーナー(3階)で閲覧できる。(略)大阪市立中央図書館は、このほかにも江戸時代から近代を通じて多数の大阪の古地図を所蔵している。大阪府立図書館(中之島)にも古地図は多い。」とあったので、直接大阪市立か府立に行ってみてはどうか、とお伝えした。
(美原図書館)
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本 (291 8版)
- 参考資料
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清水靖夫編 , 清水, 靖夫. 明治前期・昭和前期大阪都市地図. 柏書房, 1995.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000096-I007344798-00 , ISBN 4760111492 (p41) -
百年社編 , 百年社. 日本古寺事典 : 古寺探訪の基礎知識と全国有名寺院1320の見どころ. 新人物往来社, 1979. (歴史百科, 第7号)
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000096-I009783911-00 (p335) -
本渡, 章(1952-) , 本渡, 章(1952-). 大阪古地図むかし案内 続: 明治-昭和初期編. 創元社, 2010.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I089965265-00 , ISBN 9784422250601
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清水靖夫編 , 清水, 靖夫. 明治前期・昭和前期大阪都市地図. 柏書房, 1995.
- キーワード
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- 松原市
- 地図
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介 事実調査
- 内容種別
- 郷土 地名
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000284920