レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2017年11月05日
- 登録日時
- 2017/11/29 15:52
- 更新日時
- 2018/03/08 16:32
- 管理番号
- 千葉市中央128
- 質問
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解決
アメリカの外交官で、1920年代にイギリスに駐在していた「ジョージ・ハーヴィー」の略歴や業績を簡単に知りたい。日本語の資料がなければ英語のものでもよい。
- 回答
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・英語版ウィキペディアにまとまった情報があった(https://en.wikipedia.org/wiki/George_Brinton_McClellan_Harvey)ので、それを参考に裏付けをとっていくのがよいのでは、と助言した。
・J-STAGE で、ジョージ・ハーヴィーについて若干の言及がある日本語論文(藤山 一樹「英米戦債協定の成立とイギリス外交、一九二〇―一九二三年」)を発見したので紹介した(https://www.jstage.jst.go.jp/article/kokusaiseiji/2015/180/2015_180_30/_article/-char/ja/)。
- 回答プロセス
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・各種人名辞典、業務端末、国会図書館サーチではそれらしい該当を見つけられなかった。
・Google で「ジョージ・ハーヴィー」などと検索すると、別のハーヴィーさん、ジョージさんが無数に出てきてしまい絞り込めなかった。
・そこで、とりあえず英語のサイトを探してみることにした。
①Google 翻訳で「大使」と引く。「ambassador」だとわかる。
②Google で「英語 名前 スペル」と検索。出てきたサイトで、「George Harvey」という表記が一般的であることを確認。
③Google で「ambassador George Harvey」と検索。英語版ウィキペディアの「George Brinton McClellan Harvey」というページを発見。裏付けを取る必要はありますが、と断ったうえで紹介。
・CiNii Articles で「George Harvey」と検索。上述の論文を発見した。J-STAGE にて閲覧可能。
・これだけわかれば後は自力で調べられそう、とのことでレファレンス終了した。
※以下、確認したが情報を発見できなかったもの。日本語資料を引く際は、「ハーヴィー」「ハーヴェイ」「ハービー」「ハーベイ」の可能性を考慮して確認した。
『外国人物レファレンス事典』(日外アソシエーツ)
『岩波世界人名大辞典』(岩波書店辞典編集部/編 岩波書店)
『Abridged encyclopedia of world biography』(Gale Group)
『イギリスとアメリカ』(君塚 直隆/編 勁草書房)
『欧米政治外交史』(益田 実/編著 ミネルヴァ書房)
『戦間期国際政治史』(斉藤 孝/著 岩波書店)
- 事前調査事項
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・Wikipedia「在イギリスアメリカ合衆国大使」のページ。歴代大使一覧表に「ジョージ・ハーヴィー」の名前あり。駐在期間は1921年5月12日から1923年11月3日だった模様。
- NDC
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- 伝記 (280 9版)
- 外交.国際問題 (319 9版)
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 関連サイト最終閲覧日:2017年11月29日
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 人物
- 質問者区分
- 学生
- 登録番号
- 1000225612