レファレンス事例詳細(Detail of reference example)
提供館 (Library) | 横浜市中央図書館 (2210008) | 管理番号 (Control number) | 横浜市中央2499 | ||||
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事例作成日 (Creation date) | 2016年05月25日 | 登録日時 (Registration date) | 2017年12月21日 17時01分 | 更新日時 (Last update) | 2017年12月21日 17時46分 | ||
質問 (Question) | 即席めんの生産量、出荷・販売額(業界内シェア)、家庭における消費などの動向を調べることのできる資料はあるか。 | ||||||
回答 (Answer) | 即席めんの(1)生産量、(2)出荷・販売額(業界内シェア)、(3)家庭における消費などの動向を調べることのできる資料には、以下のような資料があります。 1から8は、継続して出版されています。当館所蔵の最新版を紹介します。 1 『酒類食品統計年報 16-17年版』 日刊経済通信社調査出版部/編集 日刊経済通信社 2016.11 (1)生産量 ア 袋めん、カップめんそれぞれについて、発行年度を含む過去10年間度分の生産量が食数、重量並びに金額単位で掲載されています。 イ α化油処理の有無や醤油味、味噌味などの種類別に、発行年を含む過去10年分の生産量が食数単位で掲載されています。前年及び発行年については月別生産量も載っています。 ウ 袋めん、カップめんそれぞれについて、過去2年分及び発行年の月別生産量が食数単位で掲載されています。 2 『酒類食品産業の生産・販売シェア 需給の動向と価格変動 需給の動向と価格変動 2011年度版』 日刊経済通信社調査出版部/編 日刊経済通信社 2011.12 (1)生産量 ア 袋めん、カップめんそれぞれについて、発行年度を含む過去5年間度分の生産量が食数、重量並びに金額単位で掲載されています。 イ 袋めん、カップめんそれぞれについて、JAS(日本農林規格)認定品及び非JAS品それぞれの生産高と前年比が掲載されています。 ウ α化油処理の有無や醤油、味噌などの種類別に、発行年を含む過去5年分の生産量と即席めん全体に対する比率が掲載されています。前年及び発行年については月別生産量も載っています。 エ カップめんについて、油揚げ/非油揚げの区分や醤油、味噌などの種類別に、前年度の生産量と、カップめん全体での比率、前年比が掲載されています。 (2)出荷・販売額 過去6年度分の各メーカーの販売額と、販売額に基づく業界内シェアの数値が掲載されています。 数値は袋めん、カップめんのそれぞれについて掲載されており、また、関東、近畿など地域別のデータも掲載されています。 3 『酒類食品統計月報 2017年10月号』 日刊経済通信社 2017.10 月刊誌です。上記資料1、2のデータの出所となっており、より速報性があります。 (1)生産量 α化油処理の有無や醤油、味噌などの種類別に、月別の生産量と前年度比が掲載されています。即席めん特集の号には、より長期的な統計が掲載されます。 (2)出荷・販売額 即席めん特集の号に、発行年を含む過去3年度分の主要メーカーの出荷額が掲載されています。 (3)家庭における消費 即席めん特集の号に、発行年を含む過去10年度分の1世帯当たり消費高が金額及び重量単位で掲載されています。 4 『食糧年鑑 食品業界ビジネスガイド 2017年度版〔1〕 食品界資料・統計』 2017.4 日本食糧新聞社 (1)生産量 ア 2009年以降の袋めんとカップ麺それぞれについて、小麦粉の使用量単位の生産量が掲載されています。 イ JAS/非JAS、ドライ/生などの種類別に、過去10年分の生産量が食数及び出荷額単位で掲載されています。 (2)出荷・販売額 文章の中で触れられています。メーカー別の数値はありません。 (3)家庭における消費 1世帯あたりの購入数量と平均購入価格、100世帯あたりの月別購入頻度、1世帯あたりの年間支出金額がグラフで掲載されています。 5 『食品トレンド グラフで見る食品産業の実勢 2016~2017』 日本食糧新聞社 2016.7 (2)出荷・販売額 ア インスタント袋麺、カップ麺のそれぞれについて、販売額に基づく各メーカーのシェアが円グラフで掲載されています。 イ 「POSデータにみる食品売れ筋シェア」として、インスタント袋麺、カップ麺のそれぞれについて前年度の売上上位10位までの商品名、メーカー名、シェアが掲載されています。 6 『日本マーケットシェア事典 2005年版』 矢野経済研究所/編 矢野経済研究所 2005.5 (2)出荷・販売額 ア 「即席麺類(袋物)」と「即席麺類(スナック麺)」のそれぞれについて、過去5年分の出荷高推移を表と折れ線グラフで掲載しています。 イ 前年度の出荷高に基づく企業別推定シェアを、表と円グラフで掲載しています。 7 『業種別審査事典 第1巻(1001→1154) 農業 畜産 水産 食料品 飲料』 金融財政事情研究会/編 金融財政事情研究会 2016.1 ※ 旧書名は『業種別貸出審査事典』です。 (1)生産量 過去6年分の生産総量、輸出総量、輸入総量、1人当たり消費量が掲載されています。 (3)家庭における消費 1世帯当たりの消費支出が金額単位で掲載されています。 8 『日経シェア調査 2014年版』 日経産業新聞/編 日本経済新聞出版社 2013.10 ※ 書名は『市場占有率』→『日経 市場占有率』→『日経シェア調査』と変遷しています。 2014年版を最後に発行されていません。 (2)出荷・販売額 ア 発行年の前年の国内シェアが円グラフで掲載され、また過去7年間のシェア上位の移り変わりが表で掲載されていますが、詳細な数値は記載されていません。 イ 過去5年間の市場規模の推移が棒グラフ及び折れ線グラフで示されていますが、詳細な数値は記載されていません。 9 「インスタントラーメンナビ」( http://www.instantramen.or.jp/index.html ) 業界団体である「一般社団法人 日本即席食品工業協会」が運営するWebサイトです。 (1)生産量 「生産量でみるインスタントラーメン」のページに即席めんの生産総量の年間データが大まかなグラフで掲載され、詳細なデータ及び月間生産量の推移についてはExcelファイル形式でダウンロードできます。 10 『日本食糧新聞』 日本食糧新聞社 隔日で発行される業界紙です。時々業界特集が組まれており、統計・年鑑類よりも速報性があります。 日本食糧新聞社のWebサイト内にある電子版ページ( https://news.nissyoku.co.jp )で記事を検索し掲載日を特定することが可能です(全文閲覧には会員登録が必要です)。 インターネット情報最終確認:2017年11月15日 | ||||||
回答プロセス (Answering process) | |||||||
事前調査事項 (Preliminary research) | |||||||
NDC |
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参考資料 (Reference materials) | |||||||
キーワード (Keywords) | |||||||
照会先 (Institution or person inquired for advice) | |||||||
寄与者 (Contributor) | |||||||
備考 (Notes) | |||||||
調査種別 (Type of search) | 事実調査 | 内容種別 (Type of subject) | 質問者区分 (Category of questioner) | ||||
登録番号 (Registration number) | 1000227087 | 解決/未解決 (Resolved / Unresolved) | 解決 |