このページではJavaScriptを使用しています。お客様の閲覧環境では、レファレンス協同データベースをご利用になれません。

レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

提供館
(Library)
横浜市中央図書館 (2210008)管理番号
(Control number)
横浜市中央2478
事例作成日
(Creation date)
20150310登録日時
(Registration date)
2017年03月29日 00時30分更新日時
(Last update)
2017年03月29日 10時56分
質問
(Question)
横浜市保土ケ谷区のワインについて、その歴史等を知りたい。
回答
(Answer)
ワイン(葡萄酒)のほか、醸造所とあわせて開かれた葡萄園に関する資料も確認いたしました。
保土ケ谷区では「皇国葡萄酒」が明治35年から昭和20年代まで醸造を行っていたようです。

『保土ケ谷区史』にその歴史が詳しく記載されておりますが、明治35年に中垣秀雄氏が農場試験所の隣に
皇国葡萄酒の醸造所と帷子葡萄園を開設していること、昭和3年に国産振興東京博覧会で皇国葡萄酒各種を
出品し優良国産賞を受賞したことなどがわかります。

当館で所蔵している、当時の葡萄園の写真や葡萄酒のラベルが見られる資料は以下の通りです。
詳しくは資料をご確認ください。

1 図書
 (1)『保土ケ谷区史』 保土ケ谷区史編集部会/編 
   横浜市保土ケ谷区制70周年記念事業実行委員会 1997年
   p.266-269 「帷子葡萄園と葡萄酒の製造」
   皇国葡萄酒をはじめ、保土ケ谷区の葡萄酒・葡萄園について詳しく書かれている資料です。
   当時の記録だけではなく、関係者からの聞き書きも含めて記載されています。

 (2)『博覧会参同事務報告書 昭和2年昭和3年』 神奈川県商工協会/編
   神奈川県商工協会 1929.11 p.38「優良国産賞牌受賞者之部」
   受賞一覧の中に「皇国白ポートワイン」「中垣秀雄」があります。

 (3)『横浜市史 Ⅱ 第1巻(上)』 横浜市総務局市史編集室/編 横浜市 1993年
   p.928-931 カタビラ葡萄園、保土ケ谷葡萄園
   1920年代に横浜市域で発生した小作争議のひとつとして、保土ケ谷区峯岡町(葡萄園)の
   評価額鑑定に触れています。同資料編2に具体的な資料が掲載されています。

 (4)『横浜市史Ⅱ 資料編2』 横浜市総務局市史編集室/編 横浜市 1990年
   p.223 「中垣葡萄園ニ於ケル果樹並附属構築物等ノ価格ニ関スル鑑定書」
   昭和4年11月の資料です。鑑定の前に当時の葡萄園の概況を説明しています。

 (5)『神奈川県農業試験場六拾年史』神奈川県農業試験場 1955年
   巻頭にある「保土ケ谷時代の見取図」に「中垣皇国ブドウ酒醸造所」が書かれています。
   図版の下に手書きで「富樫 北本 伊東氏による復元図」とあり、書き下ろされたものようです。

 (6)『横浜商工名鑑 昭和五年』 横浜商工会議所 1930年
   p.34に「皇国葡萄酒」があります。
   営業種目、営業社名、営業所在地、電話、創業年等を確認することができます。
   洋酒の醸造として記載されていたのは「皇国葡萄酒」のみでした。

 (7)『横浜商工名鑑 昭和十四年』 横浜商工会議所 1939年
   p.34に「皇国葡萄酒」があります。昭和5年と記載は変わりませんでした。
   この資料は当館で所蔵はありませんが、
   国立国会図書館デジタルアーカイブ( http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1117578 )で
   内容を見ることができます。

 (8)『横浜会社要覧 昭和15年版』 横浜商工会議所 1930年
   p.244「皇国葡萄酒醸造株式会社」
   本店住所、代表者、電話番号、支店工場、営業科目、資本金、役員、設立年月がわかります。
   当時支店工場として「神奈川県高座郡大野村(相模原葡萄園)」「東京市芝区田村町(東京営業所)」とあります。

 (9)『層雲 第58巻』 復刻版 第20巻(昭和5年10月号)p.12-17
   荻原井泉水が「葡萄園のほとり」を寄稿しています。
   そのなかで帷子葡萄園の雰囲気を伝えています。

 (10)『郷土の歴史と常盤台連町40年』 常盤台地区連合町内会/〔編〕 常盤台地区連合町内会 2013年
   p.10「帷子葡萄園」で紹介されています。
   また、常盤園の図版(大正末~昭和はじめの常盤台)の中に葡萄園、和田山ぶどうが描かれています。  

 (11)『もっと知りたい保土ケ谷』 横浜市保土ケ谷区 横浜市保土ケ谷区区政推進課 2004年
   p.13-14 「帷子葡萄園とワイン」

 (12)『相鉄瓦版 第130号』(2004年6月号) 相鉄エージェンシー/編 相模鉄道 2004年
   p.3-17 「天王町駅近くのビール工場と常盤台のブドウ園と峰岡のワイン醸造所」


2 図書:写真収録
 (1)『写真集 保土ケ谷いまむかし』 保土ケ谷宿400倶楽部/編  郷土出版社 1993年
   p.30-31 「帷子葡萄園」
   帷子葡萄園と中田葡萄園に触れた短い文章と、帷子葡萄園の写真が掲載されています。
   皇国葡萄酒の皇国コピーについても触れていますが、写真の提供者や記載の参考文献等の記載はありません。

 (2)『八十年 わが町 保土ケ谷』 保土ケ谷区制80周年記念事業実行委員会 2007年
   p.48 「保土ケ谷名産いま・むかし」
   皇国葡萄酒の新聞広告と保土ケ谷葡萄園の写真が掲載されています。

 (3)『フォトアルバム想い出の保土ケ谷』 市政100周年記念事業保土ケ谷区実行委員 1988年
   帷子葡萄園全景、保土ケ谷葡萄園、中田葡萄園広告、皇国葡萄酒のラベル、皇国葡萄酒を売る酒屋などを見ることができます。


3 その他:雑誌記事等
 (1)「写真版  (1)横浜近郊の別天地帷子葡萄園と園主中垣秀雄氏」『大横浜』 第17巻 第8号 1920年 口絵部分
   ※横浜市立図書館デジタルアーカイブ都市横浜の記憶で見ることができます。
   ( http://www.lib.city.yokohama.lg.jp/Archive/DTRP0320?SHIRYO_ID=2542

 (2)「(2)帷子葡萄園内の葡萄酒ホール」『大横浜』 第17巻 第8号 1920年 口絵部分
   ※横浜市立図書館デジタルアーカイブ都市横浜の記憶で見ることができます。
   ( http://www.lib.city.yokohama.lg.jp/Archive/DTRP0320?SHIRYO_ID=2542

 (3)「写真版 開港記念バザーと帷子葡萄園」『大横浜』 第19巻 第8号 1922年 口絵部分
   ※横浜市立図書館デジタルアーカイブ都市横浜の記憶で見ることができます。
   ( http://www.lib.city.yokohama.lg.jp/Archive/DTRP0320?SHIRYO_ID=2530

 (4)「「帷子葡萄園と皇国葡萄酒」『大横浜』 第17巻 第8号 p.91 1920年
   ※横浜市立図書館デジタルアーカイブ都市横浜の記憶で見ることができます。
   ( http://www.lib.city.yokohama.lg.jp/Archive/DTRP0320?SHIRYO_ID=2542

 (5)「味覚の秋葡萄園の清遊」『子供と家庭』第1巻第1号(9月号)p.11 1936年
   ※横浜市立図書館デジタルアーカイブ都市横浜の記憶で見ることができます。
   ( http://www.lib.city.yokohama.lg.jp/Archive/DTRP0320?SHIRYO_ID=4858

 (6)「葡萄(中垣秀雄氏の事蹟)」富樫常治/著 『神奈川県園芸発達史』 養賢堂 1944年 p.100
   国立国会図書館デジタルアーカイブ( http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1066995 )で
   内容を見ることができます。

 (7)(地図)『よこはま 横濱市観光鳥瞰圖』 横濱市役所 1949年
  「横濱市観光鳥瞰圖」の裏面の「横浜案内」の中で、「岡野公園(常盤園)と葡萄園」の紹介があります。
回答プロセス
(Answering process)
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
食品工業  (588 8版)
参考資料
(Reference materials)
キーワード
(Keywords)
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
事実調査
内容種別
(Type of subject)
郷土
質問者区分
(Category of questioner)
登録番号
(Registration number)
1000213390解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決
Twitter

このデータベースについて
国立国会図書館が全国の図書館等と協同で構築している、調べ物のためのデータベースです。詳細

活用法

刊行物・グッズ
新着データ
最近のアクセスランキング
レファ協PickUP!