レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2009年12月31日
- 登録日時
- 2010/01/27 14:11
- 更新日時
- 2011/01/05 14:37
- 管理番号
- さいたま-南-20100007
- 質問
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浦和南高校のサッカー部がかつて漫画のモデルになったそうだが、詳細を知りたい。
- 回答
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浦和市立南高等学校(現 さいたま市立浦和南高等学校。所在地:南区辻)サッカー部は、昭和38年(1963年)の開校と同時に創部した。
早くも昭和41年(1966年)の関東高校選手権大会で習志野高校と同位優勝し、同年の大分国体では初出場ながら準優勝、その翌年の埼玉国体では優勝した。そして昭和44年(1969年)には、全国総合体育大会、長崎国体、全国高校選手権大会で優勝し、史上初の全国大会三冠を達成した。
この時の選手たちの活躍を題材とした漫画が、「週刊少年キング」に連載された「赤き血のイレブン」である(全5巻 梶原一騎/原作 園田光慶/画 廣済堂出版 1970-1971)。
ストーリーは、「新生高校サッカー部」が元全日本GKの監督のもと、新設校ながら初優勝を果たす、というもの。
主人公の玉井真吾のモデルは、当時、超高校級FWと言われた永井良和氏(元サッカー日本代表)である。
同校はこれ以降も、昭和54、55年度の全国高校選手権大会で二連覇を達成しており、永井氏の他にも斉藤和夫氏、水沼貴史氏などサッカー日本代表選手やJリーグ監督といったサッカー関係者を数多く輩出している。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 球技 (783)
- 教育史.事情 (372)
- 関東地方 (213)
- 参考資料
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- 『埼玉サッカー100周年記念展示図録』 さいたま市立浦和博物館 p18
- 『創立三十周年記念誌』 浦和市立南高等学校 p44-45, p64-65
- 『浦和市史 通史編4 浦和市 p344, p649
- 『輝く埼玉サッカー75年の歩み』 埼玉県サッカー協会 p541-570
- 『マンガ聖地巡礼inサイタマ 文学vsマンガpart2』 さいたま文学館 p2
- キーワード
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- さいたま市南区
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000062446