レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2013年11月16日
- 登録日時
- 2014/06/20 17:07
- 更新日時
- 2015/03/25 15:08
- 管理番号
- 中央-1-00762
- 質問
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第二次大戦後、英国が植民地から引き上げる際、どういう経過を経て戻ってきたのか。
(日本は満州などから引き上げる際、ひどい目にあっているが英国はどうだったのか。日本とは状況が違っていたのならその理由は?)
- 回答
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参考になりそうな以下の資料を提供した。
『インド植民地官僚』 本田 毅彦/著 講談社 2001
p198~ 結論 の最初の行
インドは両大戦期既にイギリスのコントロールから実質的自立を達成しつつあり、インドに課されてきたイギリスのための負担がかなり削減された、イギリス人もそういう変化に敵対的でなかった…といった内容の記述がある。
p201 インド国民会議派は効率的で中央集権化されたイギリスの統治システムを変更することなく継承することを望んでいた、インド植民地官僚制度の規範はインド独立時点をはるかに超え継承することになった…といった内容の記述がある。
『大英帝国インド総督列伝』 浜渦 哲雄/著 中央公論新社 1999
p190-197 インド統治の幕引きをした王族総督―マウントバッテン
『英国紳士の植民地統治』 浜渦 哲雄/著 中央公論社 1991
イギリスは、常に専門の高等教育を受けた優秀な人材を植民地に派遣しつづけた。このことが、高水準な安定統治を可能にしたの理由となり、植民地から撤退後の独立国同士の関係にも深く影響している。…といった内容の記述がある。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- インド (225)
- 行政 (317)
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000154767