レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2011年12月01日
- 登録日時
- 2012/01/31 11:30
- 更新日時
- 2012/03/27 17:43
- 管理番号
- 名古屋市鶴-2011-036
- 質問
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解決
「ジョギング」と「ウォーキング」の違いについて知りたい。
- 回答
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『トレーニング用語辞典』、『オックスフォード スポーツ医科学辞典』、『健康・スポーツ科学講義 第2版』によると、次のように定義されています。
・ジョギングは、ランニングやスプリントよりも遅いスピードで走る、健康を目的とした走運動である。
・ウォーキングは、歩くことによって運動効果を得ようとするものである。
・ジョギングでは両足とも地面から離れている瞬間(滞空時間)があるのに対して、ウォーキングでは常にどちらか一方の足か両足が地面に接している。
・ウォーキングでは速度を上げると体重の1~1.2倍程度の着地衝撃を受けるが、ジョギングでは2~3倍である。
また『健康・スポーツ科学講義 第二版』には、それぞれの詳しいフォームについても書かれています。
- 回答プロセス
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(1)『トレーニング用語辞典』でジョギング、ウォーキングをひそれぞれひくと、次のようなことが書かれていました。
ジョギング[jogging]・・・ランニングやスプリントよりも遅いスピードで走る、健康を目的とした走運動。
ウォーキング・エクササイズ[walking exercise]・・・歩くことによって運動効果を得ようとするもの。背すじを伸ばして歩幅を広げ、やや速歩きを心がける。
上記から、ジョギングは「走る」、ウォーキングは「歩く」というような大まかな違いが見られます。
また、『オックスフォード スポーツ医科学辞典』(朝倉書店)をひき、ジョギングの項を見ると、“低速度によるリラックスした持久走によるトレーニング技術”とありました。
(2)『健康・スポーツ科学講義 第2版』(杏林書院)をみると、ウォーキングとジョギングの違いと運動特性に関して、以下のような具体的な記述がありました。また、それぞれの詳しいフォームについても書かれています。
・ジョギングでは両足とも地面から離れている瞬間(滞空時間)があるのに対して、ウォーキングでは常にどちらか一方の足か両足が地面に接している。
・ウォーキングでは速度を上げると体重の1~1.2倍程度の着地衝撃を受けるが、ジョギングでは2~3倍である。
- 事前調査事項
- NDC
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- 陸上競技 (782)
- 参考資料
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- 『トレーニング用語辞典 新訂版』 石井直方/総監修 森永製菓健康事業部森永スポーツ&フィットネスリサーチセンター 2001年
- 『オックスフォード スポーツ医科学辞典』 Michael Kent/編著 朝倉書店 2006年
- 『健康・スポーツ科学講義 第2版』 出村慎一/監修 杏林書院 2011年
- キーワード
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- ジョギング
- ウォーキング
- スポーツ
- 運動
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000100725