レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2018年10月11日
- 登録日時
- 2021/11/17 11:53
- 更新日時
- 2021/12/06 16:41
- 管理番号
- 武蔵浦和-1-00144
- 質問
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解決
温水田んぼのやり方について知りたい。
- 回答
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下の回答プロセス欄中の〇と△がついた資料を提供した。
- 回答プロセス
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・さいたま市図書館の蔵書検索で、“ヌクミズタンボ”で検索するも、ヒットせず。
・市内所蔵資料にあたる。
△616.27『究極の田んぼ』岩澤信夫/著 日本経済新聞出版社 2010
p.126 冬期湛水について少し触れている。
「秋草と春草を水で押さえ、イトミミズの培養池をつくるために、
冬期湛水をする」とある。
×611.6『実録!「米作」農業入門』岩佐十良/著 講談社 2011
×616.2『米の事典』石谷孝佑/編 幸書房 2009
×616.2『図解知識ゼロからのコメ入門』八木宏典/監修 家の光協会 2014
〇616.2『農家が教えるイネつくりコツのコツ』農山漁村文化協会 2011
〇616.27『生きもの豊かな自然耕』岩澤信夫/著 創森社 2010
〇616.27『不耕起でよみがえる』岩沢信夫/著 創森社 2003
○616.2『農家が教えるイネの有機栽培』農山漁村文化協会 2011
p.98-119「冬期湛水」のやり方が載っている。
冬期湛水水田とは:収穫がすんでから田んぼに水をはって管理すること。
水鳥の飛来(糞に堆肥効果あり)、抑草効果あり、不耕起栽培が可能に。
×616.2『田んぼの教室』稲垣栄洋/ほか著 家の光協会 2003
p.168-169 冬の章に「不耕起栽培」(耕さない田んぼ)に関する記述はある。
・「ヌクミズではなく、フユミズではないか?」ということで、ふゆみず田んぼに関する資料も取寄せる。
○613.6『コウノトリの贈り物』鷲谷いづみ/編 地人書館 2007
p.99-130 蕪栗沼(宮城県)周辺での取り組み
p.153-176 北海道での「ふゆみずたんぼ」農法取り組み
p.160 一般的に「ふゆみずたんぼ」とは、冬期湛水水田のことを言います。
○613.6『地域と環境が蘇る水田再生』鷲谷いづみ/編著 家の光協会 2006
p.70-103 ラムサール条約湿地「蕪栗沼・周辺水田」の
ふゆみずたんぼの実践や効果について記載あり。
○610.4『環境と共生する「農」』古沢広祐/ほか著 ミネルヴァ書房 2015
p.87-154 蕪栗沼ふゆみずたんぼプロジェクトについて
○K616『いのちにぎわうふゆみずたんぼ』呉地正行/著 童心社 2010
p.34-35 ふゆみずたんぼの機能、生きものが増える仕組み
p.36-37 ふゆみずたんぼの風景写真
p.38-39 ふゆみずたんぼがある都道府県
- 事前調査事項
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質問者より「知人から温水田んぼというものがあると聞いた。稲刈りが終わった後の田んぼに水を流し続けて雑草を減らすという、薬剤をなるべく使わない農業らしい。」と教えてもらった。
- NDC
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- 農業 (610 10版)
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000307699