レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2018年10月28日
- 登録日時
- 2019/01/23 15:03
- 更新日時
- 2019/02/23 12:45
- 管理番号
- 神戸図‐1462
- 質問
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解決
小籠包(しょうろんぽう)とはどのような料理か。
- 回答
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『中国料理小辞典』柴田書店 2011
P259 小籠包 シヤオロンパオ
「スープ入り小型饅頭、上海の南翔饅頭店と台湾の鼎泰豊のものが有名。なお、餡入り饅頭は現代中国語では「包子」というが、上海一帯では昔ながらの「饅頭」と呼んでいる」
『中国料理食語大辞典』如月出版 2013
P138 小籠包
「1945年に河南省開封で黄継善が創案した點心。コムギコのうすい生地でブタ肉を使ったアンとゼリー状に固まったスープを包み小籠で蒸したもの。蒸すと固まったスープがとけて液状になる。小籠に入れたまま食卓に出すのでこういう。小龍包、小龍湯包、小籠、小籠湯包、小籠灌湯包子ともいう。」
『中国料理辞典 下』同朋舎 1999
P138 シヤオ・ロン・パオ/小龍包
「薄い皮の中に肉汁を閉じこめた、上海名物の小型の蒸し饅頭(マントウ)[包子(パオズ)]。ひだをしっかり取った薄めの皮の中の肉餡は汁をたっぷり含み、口の中に入れると、肉汁が流れ出す。これは豚の皮を煮出して煮こごりを作り肉餡に混ぜて包み込むと、蒸し上がったとき、熱い汁になったもの。」
『中国食文化事典』角川書店 1997
P401 小籠包(シャオロンパオ)
「小型蒸し饅頭。上海名物の小型の包子(パオズ)(饅頭)。上海郊外の南翔の伝統的な点心で、「南翔饅頭」と呼ばれて人気のある小さな肉饅頭も、小龍包である。ひだをしっかりとった薄めの皮の中の肉餡は、汁をたっぷり含み、噛むと口の中に肉汁が流れ出す。汁を皮の中に包みこむのはむずかしいから、豚の皮を似て膠質の多い煮こごりをつくり、それを肉餡に加えてから包むと、蒸しあがったとき、包子の中で熱い汁となる。」
『広辞苑 あ-そ 第7版 机上版』岩波書店 2018
P1348 シャオロンパオ【小龍包】(中国語)
「中国料理の点心。スープの入った小型饅頭。ショウロンポウ。」
- 回答プロセス
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「しょうろんぽう」で広辞苑、現代用語の基礎知識、百科事典などを調べてみたが載っていない。
『世界の六大料理基本事典』(東京堂出版 2015)にも記載なし。
『中国料理小辞典』『中国料理食語大辞典』『中国料理辞典 下』『中国食文化事典』は漢字の索引で「小龍包」を探して項目を確認。
読みが入っているものはすべて、「シャオロンパオ」となっている。
広辞苑で「しゃおろんぱお」で引いてみると項目あり。
- 事前調査事項
- NDC
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- 食品.料理 (596 8版)
- 衣食住の習俗 (383 8版)
- 参考資料
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福冨奈津子 著 . 『中国料理小辞典 : ピンインからも画数からも引ける』. 柴田書店, 2011.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000011183611-00 , ISBN 9784388353378 (自館ID PV:7200189610 596=P1=) -
戸川隆介 編纂 . 『中国料理食語大辞典 新装改訂版』. 如月出版, 2013.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I024617295-00 , ISBN 9784901850407 (自館ID PV:7200334844 596=P3=) -
原田 治 総監修 . 『中国料理辞典 下」. 1999.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I025481202-00 (自館ID PV:7000045011 596=M9=2) -
木村 春子/ほか著 . 『中国食文化事典』. 角川書店, 1995.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I012797964-00 , ISBN 4040403002 (自館ID PV:6000173031 3838=M7=) -
新村出 編 . 『広辞苑 あ-そ 第7版 机上版』. 岩波書店, 2018.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I081432016-00 (自館ID PV:7200560444 813=N8=1)
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福冨奈津子 著 . 『中国料理小辞典 : ピンインからも画数からも引ける』. 柴田書店, 2011.
- キーワード
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- 小龍包
- しょうろんぽう
- シャオロンパオ
- 点心
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000250552