レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2022年12月18日
- 登録日時
- 2022/12/15 16:12
- 更新日時
- 2023/03/11 11:36
- 管理番号
- 奈県図情22-1213
- 質問
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解決
奈良時代の光明皇后が「施薬院」という施設を作って人々を救済したという記録がある。この施薬院が具体的に活用された内容があれば知りたい。特にこのあと、天然痘が猛威をふるい、奈良時代の主要人物が立て続けに死去する歴史がある。そういう時代の中で、施薬院の活用状況を知れる書籍を知りたい。
- 回答
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施薬院について探索しましたが、1冊にまとまった書籍はございませんでした。
ただ、施薬院に関する論文としましては、下記の2論文がウェブページから全文閲覧できます。(URLは以下のとおりです。)
(1)岩本健寿著「奈良時代施薬院の変遷」(早稲田大学リポジトリ)
http://hdl.handle.net/2065/32296(最終確認日:2022年12月18日)
(2)佐々木有美著「古代施薬院の職掌について」(奈良大学リポジトリ)
http://repo.nara-u.ac.jp/modules/xoonips/detail.php?id=AN10533924-20010300-1020(最終確認日:2022年12月18日)
なお、(1)の論文の最後の註1には、日本古代における施薬院・悲田院についての主要な文献が掲載されておりますので、あわせてご参照願います。ただし、ここに記載の文献は、すべて当館には所蔵しておりません。CiNii等の他館の所蔵目録でご確認願います。
(当館の所蔵目録 https://opacsvr01.library.pref.nara.jp/opac/complexsearch で確認いたしました。最終確認日:2022年12月18日)
- 回答プロセス
- 事前調査事項
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『続日本紀 巻第十』 天平二年 四月十七日 皇后宮職に施薬院をおく
『続日本紀 巻第十二』 天平九年 四月~藤原房前 麻呂 武智麻呂 宇合立て続けに死去する記述
- NDC
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- 近畿地方 (216)
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000325813