レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2014/10/31
- 登録日時
- 2014/12/06 00:30
- 更新日時
- 2014/12/06 00:30
- 管理番号
- 滋2014-0063
- 質問
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解決
東南アジアに「トラジャ族」という少数民族がいると聞いた。「トラジャ」という語の意味、居住地、人口を知りたい。
- 回答
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『東南アジアを知る事典』によりますと、「インドネシア、南スラウェシ州の山間部に暮らす民族の名称。トラジャとはブギス語で〈高地の人〉を意味し、スラウェシ島海岸部に暮らすブギス人が、後背山地に暮らす人々をそう呼んだことに由来する。19世紀後半、オランダの宣教師・民族学者により、広くスラウェシ島の山地民の総称として使われたが、トラジャを自らの民族名としているのは、主にサダン川上流部、今の南スラウェシ州タナ・トラジャ県一帯に居住してきた人々である。県内に約45万人、県外に約65万人が存在するといわれる(2005)。トラジャはタナ・トラジャ県一帯を表す地域名ともなっている。(後略)島上宗子」とあります。
また、『インドネシアの事典』では、上記のオランダの宣教師・民族学者の名前は「A.クロイト」とあります。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 民族学.文化人類学 (389 8版)
- 参考資料
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- 1 東南アジアを知る事典 桃木至朗∥[ほか]編集 石井米雄∥[ほか]監修 平凡社 2008年 R-2923-ト p.306
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2 インドネシアの事典 土屋健治∥[ほか]編集 同朋舎出版 1991年 R-2924-ツ p.297 -
3 写真で見るアジアの少数民族 2(東南アジア編) 森田勇造∥文・写真 三和書籍 2011.10 G-3892-2 p.6-11
- キーワード
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- トラジャ族
- インドネシア
- 南スラウェシ州
- スラウェシ島
- ブギス人
- A.クロイト
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 2110049-3202(湖南市立甲西図書館提供)
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- その他
- 質問者区分
- 学生
- 登録番号
- 1000164081