レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2016/07/08
- 登録日時
- 2016/07/29 00:30
- 更新日時
- 2024/03/30 00:45
- 管理番号
- M16063011580155
- 質問
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現岡山県井原市出身の学者・川合忠蔵が福山藩へ出したといわれる、財政再建の建言書をみたい。
- 回答
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資料①『岡山県歴史人物事典』によれば、川合忠蔵は、現井原市出身の学者(1728-1804年)で、仲象と号し、福山藩の財政改革及び塩田開発に関与した。井原市関係の人物誌である資料②『崑山片玉集』の川合仲象の項目によれば、江戸時代中期の学者。菅茶山撰文の墓石碑文によれば「福山候に上書して以て時弊を論じ、頗る信ぜられ…」とある。デジタル岡山大百科・郷土情報ネットワークで「川合仲象」を検索語で検索すると2件が該当し、そのうち資料③「川合仲象について その人物・業績と家系」p34-43に記述があり「1771年に入って藩主に上書し、この時代の悪習や弊害などについて説き、さらに藩財政の再建策を建言した」とある。いずれの資料にも「上書」「建言」との記述はあるが、建言書を書いたとの記述はない。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 個人伝記 (289 9版)
- 参考資料
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資料①『岡山県歴史人物事典』山陽新聞社,1994
資料②『崑山片玉集』井原市教育委員会,昭和44
資料③大塚宰平「川合仲象について その人物・業績と家系」『史談井原 第26号』井原史談会,平成11
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資料①『岡山県歴史人物事典』山陽新聞社,1994
- キーワード
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- 川合仲象
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- M2016063011532580155
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 全年齢, 高校生
- 登録番号
- 1000195380