レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2002/01/10
- 登録日時
- 2016/07/29 00:30
- 更新日時
- 2024/03/30 00:45
- 管理番号
- M16062913480147
- 質問
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南仏で日本人の墓が見つかり、墓には「Nomura Kosaburo Bifen 父 Toemon」のような文字がある。陸軍幼年学校生として仏に渡り、明治9年仏で21歳で死亡したのではないか。この人物について知りたい。
- 回答
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資料①『岡山県歴史人物事典』に「野村小二郎」の項目があり、資料②を引用文献としている。資料②には「野村小二郎:東中山下、森下龍三と一緒に、香川に従って仏蘭西に行き、この地にとどまって勉学、明治九年二十三歳で巴里に歿」とある(岡長平(1890-1970)執筆)。
資料③『池田家文庫マイクロ版資料目録』に「野村藤右衛門僉議書」があり、「倅:野村小三郎」とある。
<追記>2003年4月13日の「山陽新聞」に「旧岡山藩士の墓、仏にあった 明治初期に留学、病没 現地邦人ら尽力、存続へ」の見出しで、関係記事が報じられた。また、『設立準備会会誌:日仏野村小三郎学会』が1号から17号まで刊行され、野村小三郎研究がなされている。なお、その1号において、同会理事の日笠俊男氏は、『岡山県歴史人物事典』の「野村小二郎」が誤植である旨を指摘している。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 個人伝記 (289 9版)
- 参考資料
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①『岡山県歴史人物事典』山陽新聞社,1994年
②『岡山市史 学術体育編』岡山市,1964年,p82
③『池田家文庫マイクロ版資料目録 藩士3』マルゼン,1993年
④『山陽新聞』2003年4月13日,p1
⑤『設立準備会会誌:日仏野村小三郎学会』1号(創刊号:2003.7.17)~17号(終刊:2009.11.27)
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①『岡山県歴史人物事典』山陽新聞社,1994年
- キーワード
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- 野村小三郎
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- M2016062913444080147
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 全年齢, 高校生
- 登録番号
- 1000195377