レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2012/09/11
- 登録日時
- 2012/11/03 02:00
- 更新日時
- 2019/12/03 11:45
- 管理番号
- 京資-230
- 質問
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解決
京都ではお宮参りの時に、男子の額には「大」、女子には「小」と書く習慣があるが、「大」「小」の字に込められた意味について書かれている資料はあるか。
- 回答
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『京の儀式作法書 その心としきたり』のp43~46によると、男の子の額には「大きく力強く育ってほしい」と「大」の字を、女の子には「優しく育ってほしい」と「小」の字を書く風習があるとされる。
- 回答プロセス
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1.『京都大事典』を調べたが記載されていなかった。
2.京都の風俗習慣に関する資料(K/380)を調べたところ、『日本の民俗 26京都』のp189~191に「産児の額に男児なら大、女児なら小の字を書くところが京都から山城に多く」とあったが、「大」「小」の意味については記述されていなかった。
- 事前調査事項
- NDC
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- 風俗習慣.民俗学.民族学 (380 9版)
- 参考資料
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- 『京都大事典』 佐和隆研[ほか]編 淡交社 1984 1083,91p (当館請求記号K0/291.62/Ky6)
- 『日本の民俗 26京都』 第一法規 1973 298p (当館請求記号K0/382.16/Ta59)
- 『京の儀式作法書 その心としきたり』 改訂版 岩上力著 光村推古書院 2006 11,297p (当館請求記号K1/385/I92)
- キーワード
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- 宮参り
- 額
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 団体
- 登録番号
- 1000113306