レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2018年08月08日
- 登録日時
- 2020/05/12 16:36
- 更新日時
- 2020/05/17 08:56
- 管理番号
- 地-200002
- 質問
-
解決
横浜市南区中村町にある神奈川県立埋蔵文化財センターの敷地内の旧中央衛生研究所の建物について、建物建設時期の昭和2年から「中央衛生研究所」となった昭和12年までの間にどのように利用されてきたか。
- 回答
-
下記の資料を紹介した。
・『神奈川県衛生研究所年報 1952年 Ⅱ-1』 神奈川県衛生研究所1953
p2「Ⅰ 沿革」に、大正元年に扇町5丁目に新築した神奈川県第二衛生試験場(ペスト検査所と細菌検査所を併設)が、大正8年に類焼したため、翌年現在地に移転、昭和2年4月357坪余の鉄筋コンクリート建の再建築を完成して、従来の仕事を担当した、とある。その後、業務が増加して狭隘となり、昭和12年3月末、同敷地内に二階建ての木造別館を増築すると共に、県庁内に残っていた第一衛生試験場(薬学及び飲食関係)と乳肉、家畜衛生試験室を統合して、名称も神奈川県中央衛生試験所と改め、内容も総合衛生検査機関として出発した、とある。
・『神奈川県衛生研究所年報 1953年 Ⅲ』 神奈川県衛生研究所1954
巻頭に、「神奈川県衛生研究所建物平面圖」が折込み図面で掲載されている。
・『神奈川県衛生研究所年報 第7集 中央衛生試験所創立20周年記念号』1958
p.7「業務篇 Ⅰ 沿革」に、「昭和2年4月現在地に鉄筋コンクリート建の本館を完成し 昭和12年3月同敷地内に木造建別館を増築し神奈川県中央衛生研究所と称し総合試験研究機関として出発した。」とあり、特に昭和2年から昭和12年までに建物が何か他の機関として使用されたという記述は無かった。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 関東地方 (213 10版)
- 参考資料
- キーワード
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- 神奈川県衛生研究所
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000282041