レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2016年9月13日
- 登録日時
- 2017/03/29 00:30
- 更新日時
- 2018/09/15 09:40
- 管理番号
- 県立長野-16-174
- 質問
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解決
明治8年に伊那富村に合併された旧宮木村の小字が確認できる地図をみたい。
- 回答
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『明治初期 長野県町村地名大鑑』に所収されている「伊那富村」の絵図が「信州デジくら」で確認できる。「伊那富村図」【最終確認2018.9.1】では、「赤渋」「平蔵」「神田」「上河原」「宮木」「上原」「下原」「泉水」「サンゲナシ」「クボタ」「町ウラ」などが確認でる。一部判読不明な箇所もある。原本は県立歴史館が所蔵(資料コード:03MP0501050060)。
また、県立歴史館では、明治27年以前の「上伊那郡伊那富村宮木耕地県道改修線実測図」「上伊那郡伊那富村宮木横断図」「上伊那郡伊那富村宮木縦断図」などの測量図を所蔵。小字が記載されているか確認はしていないが、情報として伝える。
- 回答プロセス
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1 依頼館から調査済資料として、基本的な資料はすべて調査してあったため、「字境図」から調査する。『長野県字境図集成』南信篇 長野県地名研究所 2013 【N293/97/3】の南信篇を見ていくが辰野町の所蔵がない。他の職員に確認するも、未発行とのこと。周辺の絵地図、古地図を確認するも、小字まで記載のある縮尺のものは確認できない。
2 改めて、調査済資料の『明治初期長野県町村絵地図大鑑』南信篇から「伊那富村」を見る。大きな地図を掲載する関係上、判別できないが、字地の記載があるように見受けられる。
3 掲載図の所蔵先は県立歴史館のため、「信州デジくら」で検索すると、回答のコンテンツがヒットした。
4 県立歴史館の絵図、地図等を「宮木」で検索すると、何点かヒットしたが、古いものを回答に加えた。
その他調査資料
・『ゼンリン住宅地図 辰野町』ゼンリン 1987 【N242/96/’87】等
- 事前調査事項
- NDC
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- 中部地方 (215 8版)
- 日本 (291 8版)
- 参考資料
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- 『明治初期 長野県町村絵地図大鑑』南信篇 滝沢主税編 郷土出版社 1985 (【N293/97/3】)
- キーワード
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- 辰野町
- 宮木村
- 小字名
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介 事実調査
- 内容種別
- 郷土 地名
- 質問者区分
- 図書館
- 登録番号
- 1000213343