レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2005年10月30日
- 登録日時
- 2005/10/30 11:21
- 更新日時
- 2005/11/30 11:24
- 管理番号
- 福参-0053
- 質問
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解決
江戸時代、参勤交代の際の大名行列の人員構成の規定について知りたい。
- 回答
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『日本歴史大事典』2(小学館 2000 p.896)、『国史大辞典』8(吉川弘文館 1987 p.894)の「大名行列」の項より、大名参勤の員数に関しては1615年の武家諸法度に定められているとわかる。
その文言は、『御触書寛保集成』(1934 岩波書店 p.2)に「諸大名参勤作法之事」として載っている。
他に、p.473-476には「参勤交替之部」として、元禄14年から享保20年までの規則が載っている。
また、『徳川禁令考』前集4(創文社 1959 p.333-339)には、「襲封家例令條」の項目に承応2年から安政2年までの参勤従者に関する規則がある。
『日本の歴史』18 大名(小学館 1975 p.165-181)は参勤交代や大名行列に関する規則の経過について詳しい。
他に『徳川禁令考』(享保6年)には在江戸の人数が定められている。
- 回答プロセス
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1. 『日本歴史大事典』2、『国史大辞典』8の「大名行列」の項より、大名参勤の員数に関しては武家諸法度に定められているとわかる。
2. 上記の2冊にはそれぞれ参考文献あり。『日本の歴史』18 大名、『御触書寛保集成』、『徳川禁令考』 前集4、『江戸時代の交通 近世日本交通史』。
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本史 (210 8版)
- 参考資料
- キーワード
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- 大名行列
- 参勤交代
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 言葉
- 質問者区分
- 図書館
- 登録番号
- 1000024516