レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2021/07/30
- 登録日時
- 2021/09/03 00:30
- 更新日時
- 2021/09/03 00:30
- 管理番号
- 6900005069
- 質問
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解決
野球漫画『バット君』について知りたい。
- 回答
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『バット君』は井上一雄によって描かれた作品です。『バット君』に関する資料には、以下のものがありました。
・『日本児童文学大事典 第一巻 人名 あ~と』(大阪国際児童文学館/編 大日本図書 1993.10)
以下、p.76「井上一雄」の項目、p76-77 [バット君]の項目より抜粋。
・『漫画少年』(学童社)に1948年1月号から1949年3月号まで連載。
・日本で初めての野球漫画といわれ、寺田ヒロオほかのちのスポーツ漫画に多大な影響を与えた。
・作者の死後、愛読者から投稿作品を募り、本職の漫画家(主に福井英一)が入選作を描き直す方法で1950年6月号まで連載を継続させた。
・『少年漫画劇場 9 スポーツ』(井上一雄/著 福井英一/著 虫明亜呂無/解説 筑摩書房 1971.9)
『バット君』の漫画(p.3-88)と解説文等(p.296-303、p.311-321)が掲載されています。
漫画目次
p.5-12 チーム加入の巻
p.12-16 盗塁の巻 その1
p.16-21 盗塁の巻 その2
p.22-31 バットの巻
p.32-47 ホームランの巻
p.48-51 ピンチヒッターのまき
p.52-55 意外意外のまき
p.56-59 お使いのまき
p.60-63 再会のまき
p.64-68 ハヤちゃんのリガシビサ病の巻 その1
p.68-73 ハヤちゃんのリガシビサ病の巻 その2
p.73-76 ハヤちゃんのリガシビサ病の巻 その3
p.77-80 ハリキリ・キヤッチヤーのまき
p.81-87 火事のまき
解説目次
p.296-298「兄の憶い出」(井上ふさ江)
p.299-303「バット君の大ホームラン」(加藤謙一)
p.311-317「解説 戦後民主主義下の奇蹟」(虫明亜呂無)
p.318-321「解題」(津金沢聡広)
・『バット君』(井上一雄/著 湘南出版社 1981.7)が復刻版として出版されました。
・『戦後野球マンガ史(平凡社新書 154)』(米沢嘉博/著 平凡社 2002.9)
p.19-31
※『バット君』の歴史的意義について記載があります。
国際児童文学館では、以下の通り、書き継がれた作品を所蔵しています。
・『バットくん(漫画王付録 7巻11号)』(板井れんたろう/[作] 秋田書店 1958.11)
・『バットくん(漫画王付録 8巻9号)』(板井れんたろう/[作] 秋田書店 1959.9)
・『バットくん(たのしい四年生付録 18巻5号)』(井上一雄/原作 鈴木英二/まんが 講談社 1962.8)
・『バットくん(たのしい四年生付録 18巻7号)』(井上一雄/原作 鈴木英二/まんが 講談社 1962.10)
・『バットくん(たのしい四年生付録 18巻8号)』(井上一雄/原作 鈴木英二/まんが 講談社 1962.11)
・『バットくん(たのしい四年生付録 18巻10号)』(井上一雄/原作 鈴木英二/まんが 講談社 1963.1)
[事例作成日:2021年7月30日]
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 漫画.挿絵.児童画 (726 10版)
- 参考資料
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- 日本児童文学大事典 第一巻 人名 あ~と 大阪国際児童文学館∥編 大日本図書 1993.10 (76-77)
- 少年漫画劇場 9 井上/一雄∥著 筑摩書房 1971.9 (3-88、296-303、311-321)
- バット君 井上/一雄∥著 湘南出版社 1981.7
- 戦後野球マンガ史 米沢/嘉博∥著 平凡社 2002.9 (19-31)
- バットくん 板井/れんたろう∥[作] 秋田書店 1958.11
- バットくん 板井/れんたろう∥[作] 秋田書店 1959.9
- バットくん 井上/一雄∥原作 講談社 1962.8
- バットくん 井上/一雄∥原作 講談社 1962.10
- バットくん 井上/一雄∥原作 講談社 1962.11
- バットくん 井上/一雄∥原作 講談社 1963.1
- キーワード
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- バットくん(バットクン)
- 漫画(マンガ)
- 野球(ヤキュウ)
- バット君(バットクン)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 図・絵
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000304167