レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 20191204
- 登録日時
- 2019/12/26 00:30
- 更新日時
- 2020/03/26 10:52
- 管理番号
- 0401001430
- 質問
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解決
元号「令和」の出典もとになった万葉集「梅花の歌 序文」について、元号に選ばれた理由や解説、説明が載っている資料をみたい。また、その序文が載っている資料も見たい。
- 回答
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「梅花の歌 序文」が載っている資料は
『新編日本古典文学全集 第7巻 万葉集2(巻第5~巻第9)』(小学館,1995年)のp.40を紹介した。
自館所蔵の図書では令和を解説しているものがなかったため、自館所蔵雑誌の検索と雑誌記事索引データベース「マガジンプラス」で検索(令和元年(2019)12月現在)してヒットした雑誌の中から下記を紹介した。
①『短歌研究』76(7)2019年7月,短歌研究社
p.21-41「万葉集とその未来:「令和」の考案者とも言われている国文学者が、大いに語った」中西進/著
②『中央公論』133(6)通号1627,2019年6月,中央公論新社
p.114-117「いま『万葉集』を読み直す 「令和」の出典をめぐって」上野誠/著
③『潮』724号,2019年6月,潮出版社
p.34-41「「令和」と万葉集。」中西進/著
④『歴史研究』6(11)通号676,2019年11月,歴研
p.20-37「特集 万葉集と新時代」
以上を紹介した。
- 回答プロセス
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自館所蔵の図書で2019年4月(新元号が発表された月)以降に購入した万葉集についての資料は、子ども図書室所蔵の2冊のみで令和を解説しているものがなかったため、雑誌を案内することにした。
まずは自館蔵書を「万葉集」×「令和」で検索し、ヒットした雑誌4冊の中から『サライ』(紀行だったため)を除く3冊をピックアップした。
更に雑誌記事索引(マガジンプラス)で同じく「万葉集」×「令和」で検索。多数ヒットした中の、令和について解説しているもので先の蔵書検索でヒットしたもの及び自館所蔵のないものを除いた1冊をピックアップした。
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
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- 短歌研究 2019年7月,短歌研究社,1932 (p.21-41 万葉集とその未来:「令和」の考案者ともいわれている国文学者が、大いに語った|0121725006|///)
- 中央公論 2019年6月,中央公論新社,1887 (p.114-117 いま『万葉集』を読み直す 「令和」の出典をめぐって|0121717904|///)
- 潮 2019年6月,潮出版社,1960 (p.34-41 「令和」と万葉集|0121504252|///)
- 歴史研究 令和元年11月号,歴研 (p.20-37 特集 万葉集と新時代|0121729412|///)
- 新編日本古典文学全集 7,小学館,1995.4 (p.40 梅花の序文|0117378547|/918/シ/7)
- キーワード
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- 万葉集
- 令和
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- その他
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000271555