レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2016年04月10日
- 登録日時
- 2017/02/08 14:38
- 更新日時
- 2017/02/08 14:47
- 管理番号
- 20170208-3
- 質問
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解決
江戸後期・幕末期の越前・若狭の人物で、長崎滞在時の日記があればみたい。
- 回答
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村田氏寿『関西巡回記』三秀舎、1940所収「西遊日誌」に安政4年5月26日~6月8日の長崎滞在時の日記あり。
- 回答プロセス
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まず、越前・若狭の人物で長崎遊学を果した人物を把握するため、下記資料を調査。
・平松勘治『長崎遊学者事典』渓水社、1999
→岩佐純以下、18人の名前があるも、参考文献に単一の伝記なし。そのため日記類の公刊はないと判断。念のため上記18人について当館の所蔵資料も調査。以下の4件が該当。
・永井環『新日本の先駆者日下部太郎』福井評論社、1930
・渡辺宏「瓜生寅の履歴と著作」(『日本古書通信』44-2、1979)
・『橋本綱常先生』日本赤十字病院、1936
・保科英人「三崎嘯輔の生涯」(『日本海地域の自然と環境』21、2014)
→長崎留学の記載はあっても、日記そのものを載せるものなし。
このほか、長崎を訪れた人物で思い当たる人物に村田氏寿。
・村田氏寿『関西巡回記』三秀舎、1940
同書所収「西遊日誌」に安政4年5/26-6/8の日記あり
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1046887 (97コマ目~)
由利公正も長崎を訪れているが、下記文献に日記なし。
・『由利公正伝』光融館、1916
・『子爵由利公正伝』私家版、1940
- 事前調査事項
- NDC
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- 伝記 (280)
- 参考資料
- キーワード
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- 長崎
- 日記
- 村田氏寿
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介 文献紹介
- 内容種別
- 人物 郷土 人物
- 質問者区分
- 社会人 団体
- 登録番号
- 1000209469