レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2021/04/11
- 登録日時
- 2021/07/02 00:30
- 更新日時
- 2021/07/12 15:46
- 管理番号
- 秋田-2580
- 質問
-
解決
鹿角郡(現在の秋田県鹿角市)の中世の歴史上の人物「毛馬内秀範」が「武田信次」と名乗っていた時期があったようだが、
(1)武田家に養子に入ったということか?
(2)どちらの名前が先でどちらが後なのか?
(3)毛馬内秀範が後なら、その後の武田家はどうなったのか?
- 回答
-
(1)と(3)の質問について調査したが資料の発見には至らず。
(2)の質問について、以下の資料から毛馬内氏を称したことに関する記述を確認し紹介。
①『秋田人名大事典』(秋田魁新報社/編、秋田魁新報社、1974.8、280/アア/郷)資料番号:128639143
②『鹿角市史 第1巻』(鹿角市/編集、鹿角市、1982、214.1/カカ/1郷)資料番号:128639127
③『鹿角市史 第2巻 上』(鹿角市/編集、鹿角市、1986、214.1/カカ/2-1郷)資料番号:111326328
④『歴史上の鹿角 上巻』(奈良寿/編著、奈良寿、1976.10、214.1/ナレ/1)資料番号:124029117
- 回答プロセス
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1.郷土の人物に関する事なので郷土の参考資料から調査→該当資料①で毛馬内秀範についての記述を確認。
①『秋田人名大事典』(秋田魁新報社/編、秋田魁新報社、1974.8、280/アア/郷)資料番号:128639143
→p144に記述あり。
2.郷土資料分類214.1(鹿角市)の書架をブラウジング。鹿角市関連の資料を調査→該当資料②、③、④から毛馬内氏についての記述を確認。
②『鹿角市史 第1巻』(鹿角市/編集、鹿角市、1982、214.1/カカ/1郷)資料番号:128639127
→p483に記述あり
③『鹿角市史 第2巻 上』(鹿角市/編集、鹿角市、1986、214.1/カカ/2-1郷)資料番号:111326328
→p33、34に記述あり。
④『歴史上の鹿角 上巻』(奈良寿/編著、奈良寿、1976.10、214.1/ナレ/1)資料番号:124029117
→p140に資料②と同様の内容の記述を確認。
3.当館デジタルアーカイブでキーワード「毛馬内秀範」「武田信次」を検索、該当なし。
4.「武田信次」という名前について、武田家の養子について、その後の武田家について調査したが当館所蔵資料からは記述を確認できず。
5.以下の資料からは関連する記述を確認できず。
×『鹿角郷土誌』(曲田慶吉/著、鹿角郡教育会、1931.8)
×『毛馬内郷土史資料 旧藩時代之部 2』(伊藤良三/編、毛馬内郷賢顕彰会、1968.11)
×『鹿角人物誌』(奈良寿/著、十和田史談会、1991.10)
×『津軽南部の抗争 -南部信直ー』(森嘉兵衛/著、人物往来社、1967.9)
- 事前調査事項
- NDC
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- 歴史 (2)
- 参考資料
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- 秋田人名大事典秋田魁新報社/編秋田魁新報社
- 鹿角市史第1巻鹿角市/編集鹿角市
- 鹿角市史第2巻 上鹿角市/編集鹿角市
- 歴史の中の鹿角上巻奈良寿/編著奈良寿
- キーワード
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- 毛馬内秀範(ケマナイヒデノリ)
- 鹿角市(カヅノシ)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 一般
- 登録番号
- 1000301220