レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2021年01月14日
- 登録日時
- 2021/06/11 15:02
- 更新日時
- 2021/10/10 11:13
- 管理番号
- 0000001961
- 質問
-
解決
奈良県の善照寺(浄土真宗本願寺派)に「冨生(ふしょう)の松」がある。由来によれば300年前に福井県の冨生村から来たそうだが、「冨生村」とはどこか。
- 回答
-
下記資料によると、冨生(あるいは富生)村は、現在の越前市蓑脇町付近にあった村。中世にできた集落と考えられるが、享保10年(1725年)にはすでに廃村になっている。消滅原因は不明。
『福井県今庄町誌』(今庄町 1979年)p596-597
※本資料は、国立国会図書館デジタルコレクション図書館送信資料
https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/9537912
『ふるさと味真野』(斎藤槻堂∥著 武生市味真野公民館 1979年)p125
『角川日本地名大辞典 18 福井県』(角川書店 1989年)p1105
『日本歴史地名大系 18 福井県の地名』(平凡社 1981年)p454
下記資料に、味真野地区蓑脇(現:越前市蓑脇町)の小字の一つとして「冨生」の記載あり。
『武生市史 資料編 小字名一覧』(武生市 1982年)p53
※本資料は、国立国会図書館デジタルコレクション図書館送信資料
https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/3012258
『武生市史 資料編 小字名一覧付図』(武生市 1982年)付図その1
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 日本 (291 8版)
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000300170