レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2016年05月10日
- 登録日時
- 2017/03/14 17:08
- 更新日時
- 2017/06/07 17:15
- 管理番号
- 埼熊-2016-146
- 質問
-
解決
「家屋紋鏡」の写真が載っている資料が見たい。なるべく大きく細部がよくわかるものがよい。
- 回答
-
該当する写真の掲載があった下記の資料を紹介した。
『家屋文鏡の世界 古代祭祀建築群の構成原理』(池浩三著 相模書房 1983)
口絵写真として、白黒の全体図写真あり。
p48-49に内区の4棟の建物それぞれの拡大写真あり。
『Museum 東京国立博物館研究誌 1990年11月』(東京国立博物館 1990.11)
p10-12「家屋文鏡について」に白黒の写真5図(全体写真、内区の4棟の建物それぞれの拡大写真)あり。
『Museum 東京国立博物館研究誌 1960年9月』(東京国立博物館 1960.9)
p24に白黒の写真あり。紋様がわかるよう、全体は写りきっていない。
『家 日本古代文化の探究』(大林太良編 社会思想社 1975)
p229に白黒の写真があるが不鮮明である。
『古代建築のイメージ』(木村徳国著 日本放送出版協会 1979)
p15に白黒の全体写真あり。
『高殿の古代学 豪族の居館と王権祭儀』(辰巳和弘著 白水社 1990)
p74-78に白黒の写真4図(内区の4棟の建物それぞれの拡大写真)あり。
p356-359「図版出典リスト」にp74-78の写真の出典として「樋口隆康『古鏡』図録 図版191・381」とあり。
『古鏡 図録』(樋口隆康著 新潮社 1985)
p381 図版191 白黒の写真あり。紋様がわかるよう、全体は写りきっていない。
- 回答プロセス
-
《Google》(https://www.google.co.jp/ Google)を〈家屋紋鏡とは〉で検索する。
《コトバンク》「家屋文鏡」(https://kotobank.jp/word/%E5%AE%B6%E5%B1%8B%E6%96%87%E9%8F%A1-43246 朝日新聞社)
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説
「家屋文鏡 かおくもんきょう」「奈良県北葛城郡河合町の佐味田宝塚古墳から発見された日本製青銅鏡。その鏡背に4軒の家,つまり竪穴住居,高床住居,平地住居が描かれている。古代の住居の構造を示すものとして貴重な資料である。」
「文」「紋」か、文字違いあり。
『建築大辞典』(彰国社 1993)
p250「家屋文鏡」に「家屋を浮き彫りした古墳時代の彷製鏡の称であるが、一般には奈良県北葛城郡河合町佐味田の宝塚古墳から出土したもの(4世紀後半)を指す。」とあり。図や写真なし。
自館目録を〈家屋文鏡〉で検索する。
『家屋文鏡の世界 古代祭祀建築群の構成原理』(回答資料)
《国会図書館サーチ》(http://iss.ndl.go.jp/ 国会図書館)を〈家屋文鏡〉で検索する。
『Museum 東京国立博物館研究誌 1990年11月』(回答資料)
『Museum 東京国立博物館研究誌 1960年9月』(回答資料)
『家 日本古代文化の探究』(回答資料)
『古代建築のイメージ』(回答資料)
『高殿の古代学 豪族の居館と王権祭儀』(回答資料)
上記資料の出典を確認する。
『古鏡 図録』(回答資料)
ウェブサイトの最終アクセス日は2016年4月24日。
- 事前調査事項
- NDC
-
- 日本史 (210 9版)
- 日本の建築 (521 9版)
- 参考資料
-
- 『家屋文鏡の世界 古代祭祀建築群の構成原理』(池浩三著 相模書房 1983)
- 『Museum 東京国立博物館研究誌 1990年11月』(東京国立博物館 1990.11)
- 『Museum 東京国立博物館研究誌 1960年9月』(東京国立博物館 1960.9)
- 『高殿の古代学 豪族の居館と王権祭儀』(辰巳和弘著 白水社 1990)
- キーワード
-
- 家屋紋鏡
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 歴史
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000211671