レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2014/11/26
- 登録日時
- 2015/04/13 00:30
- 更新日時
- 2015/04/13 00:30
- 管理番号
- 6001006215
- 質問
-
解決
クロガネモチの名前の由来、花言葉を知りたいです。
参考資料もあわせて教えてください。
- 回答
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<名前の由来など>
●『樹に咲く花 第2版 離弁花 2 山渓ハンディ図鑑 4』
(山と渓谷社 2001.9) 【477/4N】
p.474 モチノキ属 分布は本州(関東地方・福井以西)、四国、九州、沖縄、朝鮮半島、中国、台湾。 常緑高木。高さ10m、まれに20メートルに達する。樹形、花、葉、実樹皮等の写真あり。
名前の由来は「樹皮から鳥もちがとれ、葉柄や本来枝が紫色を帯びることから黒金黐の名がついた。」とあります。
●『散歩道の木と花 ハンディ図鑑』(金田洋一郎/著 講談社 2012.2)【470.3/98N】
p.103 「名は紫色の若い枝を黒鉄に見立てモチノキに似ることから。『金持ち』に通じるので縁起木とされる」
●『木の大百科 解説編』 (平井信二/著 朝倉書店 1996.11)【653.2/65N】
p.432ー433
名称と分布の項には、「クロガネモチは常緑高木で、学名はIlex rotunda THUNBERGである。クロガネモチは黒鉄モチで、葉が乾くと黒褐色になるからという。」とあります。
植物学的な概要と材の組織、性質と利用などが記述されています。
●『図説 花と樹の大事典』(植物文化研究会/編 柏書房 1996.2)【470.3/39N】
p.162 別称として、フクラシバ、フクラモチ、クロガネノキ
方言としては、オンジモチ(千葉)、モチ(静岡、広島、島根)、イヌモチ(静岡、高知)、テラッパ(三重、奈良)、アオキ(和歌山、山口、高知、愛媛)、イモクソ(宮崎、熊本、鹿児島)、シロキ(高知、大分、鹿児島)
材は櫛や印鑑に使われるとのことです。
●『原色樹木大図鑑』(北隆館 1985.5)【866/115】
p.454 花、実、樹形の図版があります。英名は「Holly」、漢字表記は「黒鉄黐」
●『APG原色牧野植物大図鑑 Ⅱ』(牧野富太郎/著 北隆館 2013.3)【470.3/99N/2】
p.610 図版あり
<花言葉>
●『誕生花 わたしの花あの人の花』(北脇栄次/著・監修・写真 いしずえ 2004.4)【627/116N】
p.396 「くろがねもち」は12月19日の誕生花で、花言葉は「魅力、寛容」とあります。
[事例作成日:2014年11月26日]
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 被子植物 (479 8版)
- 参考資料
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- 樹に咲く花 離弁花2 茂木/透∥写真 山と渓谷社 (474)
- 散歩道の木と花 金田/洋一郎∥著 講談社 (103)
- 木の大百科 解説編 平井/信二∥著 朝倉書店 (432-433)
- 図説花と樹の大事典 植物文化研究会∥編 柏書房 (162)
- 原色樹木大図鑑 北隆館 (454)
- APG原色牧野植物大図鑑 2 [牧野/富太郎∥著] 北隆館 (610)
- 誕生花 北脇/栄次∥著・監修・写真 いしずえ (396)
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 書誌事項調査
- 内容種別
- その他
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000170764