レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2012年06月20日
- 登録日時
- 2012/12/01 11:18
- 更新日時
- 2012/12/01 11:18
- 管理番号
- tr257
- 質問
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解決
足尾銅山で昔、労働者の子弟の教育のために作られた「工手学校」について書かれた資料はないか。『足尾銅山 小野崎一徳写真帖』(小野崎一徳/〔撮影〕 小野崎敏/編著 新樹社 2006)p146に、古河氏が作ったとあるが。
- 回答
-
古河氏が作った工手学校については、以下の資料に記載がありました。
・『足尾銅山史』(村上安正/著 随想舎 2006)
「第9章 第3節 社会環境整備の道程」の「2 教育機関の整備拡充」の中に、「工手教習所の開設」という説明部分があります(p319-320)。開設の経緯、入所資格、教習期間と待遇、卒業後の進路等が、簡単に記されています。
この他、次の資料を確認しましたが、関連する記述を確認することはできませんでした。
・『工手学校 旧幕臣たちの技術者教育』 (茅原健/著 中央公論新社 2007)
・『足尾銅山の産業遺跡』(足尾町教育委員会/編 足尾町教育委員会 2006)
・『足尾銅山史 別冊 資料『足尾銅山史』索引』(村上安正/著 随想社 2006)
・『足尾万華鏡 銅山町を彩った暮らしと文化』(三浦佐久子/著 随想舎 2004)
・『運鈍根の男 古河市兵衛の生涯』(砂川幸雄/著 晶文社 2001)
・『続足尾銅山の社会史』 (太田貞祐/著 ユーコン企画 1993)
・『足尾銅山の社会史』 (太田貞祐/著 ユーコン企画 1992)
・『栃木県教育史 上巻・通史編』(栃木県教育史編さん委員会/編 栃木県連合教育会 1990)
・『足尾暴動の史的分析 鉱山労働者の社会史』(二村一夫/著 東京大学出版会 1988)
・『栃木県史 通史編 8.近現代(3)』 (栃木県史編さん委員会/編 栃木県 1984)
・『第一次大戦後の産銅業労資関係の展開 古河足尾鉱業所を素材として』(市原博/著 青木書店 1983)
・『栃木史心会報 栃木史心会会報 6号』(栃木史心会/編 栃木史心会 1980)
村上安正/著「足尾銅山に関する文献について」
・『創業100年史』 (日本経営史研究所/編 古河鉱業 1976)
・『古河市兵衛事歴』 (大正4年8月稿 自館複製)
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 教育 (370 9版)
- 金属工学.鉱山工学 (560 9版)
- 参考資料
- キーワード
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- 工手学校
- 足尾銅山
- 古河鉱業
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000115201