レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2019年10月22日
- 登録日時
- 2019/11/08 17:09
- 更新日時
- 2019/12/01 12:33
- 管理番号
- 2019-36
- 質問
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解決
1 愛媛県行政資料(藩政期明治期)に「会社銀行取引扣(ひかえ)」という資料があるが、この中に明治に西条市に実在した第百四十一国立銀行についての資料が含まれているか。
2「愛媛近代史研究」中の“松山五十二銀行関係史料”にはどういった内容の資料があるか。
- 回答
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1 【資料1】を調査したが、第百四十一国立銀行についての資料は含まれていない。
2 【資料2】p53-66「史料紹介 松山第五十二国立銀行関係史料」を調査した。
冒頭の「解題」から内容を抜粋。
・松山第52国立銀行は、伊豫銀行の母体となった銀行で、1878(明治11)年に設立された。
・ここに紹介する資料は、伊予銀行本店に所蔵されている。
・本稿は、1879(明治12)年上半季から1889(明治22)年までの実際考課状のうちから「本店景況之事」と題する項目に関する部分だけを採録し編集したものである。
・1890(明治23)年以降の分は、次号に掲載予定(確認したところ、掲載されていない)。
掲載されている翻刻資料(中略あり)は以下のとおり。
第2回実際考課状 松山第52国立銀行 1879(明治12)年1月~同年6月
第3回実際考課状 松山第52国立銀行 1879(明治12)年7月~同年12月
第4回実際考課状 松山第52国立銀行 1880(明治13)年1月~同年6月
第5回実際考課状 松山第52国立銀行 1880(明治13)年7月~同年12月
第6回実際考課状 松山第52国立銀行 1881(明治14)年1月~同年6月
第7回実際考課状 松山第52国立銀行 1881(明治14)年7月~同年12月
第9回実際考課状 松山第52国立銀行 1882(明治15)年7月~同年12月
第10回実際考課状 松山第52国立銀行 1883(明治16)年1月~同年6月
第11回実際考課状 松山第52国立銀行 1883(明治16)年7月~同年12月
第12回実際考課状 松山第52国立銀行 1884(明治17)年1月~同年6月
第13回実際考課状 松山第52国立銀行 1884(明治17)年7月~同年12月
第15回実際考課状 松山第52国立銀行 1885(明治18)年7月~同年12月
第16回実際考課状 松山第52国立銀行 1886(明治19)年1月~同年6月
第17回実際考課状 松山第52国立銀行 1884(明治17)年1月~同年6月
第19回実際考課状 松山第52国立銀行 1887(明治20)年7月~同年12月
第20回実際考課状 松山第52国立銀行 1888(明治21)年1月~同年6月
第21回実際考課状 松山第52国立銀行 1888(明治21)年7月~同年12月
第22回実際考課状 松山第52国立銀行 1889(明治22)年1月~同年7月
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
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- 【資料1】愛媛県行政資料 明治39年「会社銀行取引扣」 <当館請求記号:M11-13>
- 【資料2】「愛媛近代史研究 38号」近代史文庫 1980年 <当館請求記号:K206-2-38>貸出可
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 書誌的事項調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000264904