レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 20100228
- 登録日時
- 2010/11/28 02:01
- 更新日時
- 2010/11/28 02:01
- 管理番号
- 9000001006
- 質問
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解決
明治期の教科書 明治期に小学校教則本(教科書)が使われるようになったのは何年か。
- 回答
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『三重県教育史』p.375によると、明治5年9月に「小学教則」が公布されました。各級ごとに教科書を示したものとあります。三重県(旧)では、明治7年に教則を届け出て、教科書は文部省の教則の中から選択されています。また度会県では明治6年に小学教則を定めています。 このほか下記資料に教科書について記述があります。 『学校物語』(津市編集)p.11~には、学制公布時は教科書の発行・採択は自由で往来物や漢籍、啓蒙普及書が多く使われたこと、その後「教育令」の改正があり、儒教主義路線への転換、教科書について管理が強化されたことが紹介されています。 『三重県教育史 第1巻』p.387に官板教科書を翻刻したもの・県内で独自に編集・出版されたものの一部が表にまとめられています。 『三重県史 資料編近代4』 p.52に明治9年の「三重県小学規則」があり、各級・各教科ごとに教育内容が示されています。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
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- 三重県史 資料編近代4,津市史 第5巻,三重県教育史 第1巻,三重県教育史 年表統計編,学校物語
- キーワード
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- 三重県-教育
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000074514