レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 登録日時
- 2019/03/27 09:46
- 更新日時
- 2019/05/16 15:45
- 管理番号
- 2018-0001
- 質問
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解決
山形県米沢市にある「御成山」の名前の由来を知りたい。
- 回答
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資料1『生活文化 2月号』(昭和31年2月1日発行)
「置賜の伝説 化物沢だった御成山(山宮廣章)」 に、対話形式で御成山スキー場について語っている文章がありますので、以下に要約を記載します。
御成山は、以前は”化物沢”という不気味な名で呼ばれていた。むかし化物が住んでいたと伝えられ、土地の所有者に凶事があったそうで幾度も持ち主が変わり、明治時代に入って市有林となり市当局がカ植林をして管理していた。
昭和4年に、公設スキー場にしてほしいという建議案が出され、採択されて公設スキー場が生まれた。この時、化物沢は以前には鷹打場という名称であった事が判ったため、鷹打場スキー場として宣伝することになった。
御成山スキー場と改められた理由は、昭和十一年二月にインターカレッヂがここで催された際、スポーツの宮様と仰いでいた秩父宮殿下が御成りになったのを記念して名付けられた。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
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- 資料1 置賜の伝説 化物沢だった御成山(山宮廣章/著),生活文化 2月号, 米沢女子短期大学附属生活文化研究所, 昭和31年2月1日発行(KS590/セイ)
- キーワード
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- 米沢
- 御成山
- 化物沢
- 鷹打場
- 秩父宮殿下
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000254017