レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2019/4/14
- 登録日時
- 2019/12/15 00:30
- 更新日時
- 2024/03/30 00:40
- 管理番号
- M19041917107924
- 質問
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魯迅の「柔石を悼む」という漢詩が載っているものが見たい。
- 回答
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①松浦 友久/編・解説『心象紀行/漢詩の情景 3 理想への意志』p40に
漢詩8行「悼柔石」,訳「柔石を悼む」,語釈,通訳,鑑賞が載っていた。
鑑賞に以下の記述あり
「一九三二年二月七日、左翼作家連盟に属する青年作家五名が国民党政府に逮捕銃殺され、柔石(三十二歳)もその一人であった。やがて二年の後、魯迅は「忘却のための記念」と題する一文を発表し(『南腔北調集』所収)、若きかれらの死を悼んだ。中でも特に親交のあった柔石への追憶は悲痛をきわめ、本詩はその文中に引用されている。」
②魯迅/著,松枝 茂夫/訳,増田 渉/注『魯迅選集 第9巻 評論』p63「忘却のための記念」に
漢詩,訳が載っていたが、訳の振り仮名にいくつかの違いがあった。
③高田 淳/著「魯迅詩話」p65「忘却のための記念」では文章途中でなく冒頭に
漢詩,訳が載っていたが、訳の5行目の訳が①②と若干違っていた。
④魯迅/著,竹内 実/訳者代表 「魯迅全集 6 二心集 南腔北調集」p318「南腔北調集「忘れんがための記念」」では訳が載っていたが、①②③とも若干違った。
⑤魯迅/著,岡本 隆三/訳 「忘却のための記念 青木文庫 206 魯迅選集 第5巻」p45「忘却のための記念」では訳が載っていたが、①②③④とも違っていた。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 中国文学 (920 9版)
- 参考資料
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①松浦 友久/編・解説『心象紀行/漢詩の情景 3 理想への意志』東方書店,1990,146p 参照はp40
②魯迅/著,松枝 茂夫/訳,増田 渉/注『魯迅選集 第9巻 評論』岩波書店,1980,283p 参照はp63
③高田 淳/著「魯迅詩話」中央公論社,1971,256p 参照はp65
④魯迅/著,竹内 実/訳者代表 「魯迅全集 6 二心集 南腔北調集」学研,1985,497p 参照はp318
魯迅/著,岡本 隆三/訳 「忘却のための記念 青木文庫 206 魯迅選集 第5巻」青木書店,1974,296p 参照はp45
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①松浦 友久/編・解説『心象紀行/漢詩の情景 3 理想への意志』東方書店,1990,146p 参照はp40
- キーワード
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- 魯迅
- 柔石
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- M2019041917184507924
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 全年齢, 高校生, 中学生
- 登録番号
- 1000270284