レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2010/01/15
- 登録日時
- 2011/06/01 02:07
- 更新日時
- 2023/12/24 00:30
- 管理番号
- M10031619055763
- 質問
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岡山県の柔術家,不遷流の田邊又右衛門についての資料はあるか。
- 回答
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資料①『岡山県柔道史』は,岡山県内の柔道の流派や柔道家を,当時の市町村ごとに紹介しており,玉島市(現在の倉敷市玉島)のところに不遷流が大きく取り上げられている。 不遷流の元祖物外(もつがい)和尚から二代目以後の後継者や門人の名前が記載されており,田邊又右衛門についても,閑谷黌をはじめ児島や邑久郡等で不遷流を教えたことや,東京警視庁,広島陸軍衛戊監獄教師等を経て神戸へ道場遷式館を設け,武徳会兵庫県支部教師として同県の本部範士で審議員を勤めたことなど,詳しく紹介してある。ちなみに,不遷流という名前は,物外(もつがい)和尚が小僧時代に不遷と名付けられていたことによる。 資料②「吉備文化」第6号には,「不遷流柔術名人田辺又右衛門先生」という題で,実際に田辺又右衛門に柔術の手ほどきを受けた中山英三郎氏の文が掲載されている。 不遷流についての資料は,他にも資料③「倉子城」第13号に「不遷流と児島」という題で厳津政右衛門氏が,不遷流の簡単な説明のほか児島出身の不遷流の門人について紹介している。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 武術 (789 9版)
- 参考資料
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資料①金光弥一兵衛著『岡山県柔道史』昭和33年,参照はp84-88
資料②「吉備文化 第6号」吉備文化発行所,昭和30年,参照はp7-11
資料③「倉子城 第13号」倉敷史談会,昭和53年,参照はp6-9
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資料①金光弥一兵衛著『岡山県柔道史』昭和33年,参照はp84-88
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- M2010031619040155763
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 全年齢
- 登録番号
- 1000086890