レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2019/06/25
- 登録日時
- 2019/12/15 00:30
- 更新日時
- 2024/03/30 00:40
- 管理番号
- M19062514507953
- 質問
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明治時代に活躍した書家・巌谷一六の書になる石碑は、岡山県内ではどこにあるか。
また、その書や文面が分かる資料はあるか。
- 回答
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資料①『中林梧竹の世界』によると、巌谷一六は中林梧竹、日下部鳴鶴と共に「明治の三筆」と呼ばれる滋賀県出身の書家。
資料②『近世・近代の著名書家による石碑集成』では、全国にある巌谷一六の石碑を269基あげている。ほとんどの石碑を写真(全景と部分アップ)で紹介しているが、全景写真から文面の判別は難しい。
また、都道府県・市町村別の石碑一覧表も掲載されており、巌谷一六の石碑は岡山県内に13基を数える。
資料③『高梁の名碑』には板倉松叟、山田方谷や高梁洪水の石碑があげられており、それぞれ原文と訳文を掲載している。
以下の資料には、それぞれ全景写真、拓本、原文(または訳文)が紹介されている。
資料④『倉敷と周辺の碑』・・・石碑(林梧陰、阪谷朗廬、鎌田正信、西井多吉、姫井氏、板倉松叟)、新荘八幡宮注蓮鳥居
資料⑤『吉備と周辺の碑』・・・石碑(三宅高幸、山田方谷、阪谷朗廬、瀬尾鳳蕉)
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 書.書道 (728 9版)
- 参考資料
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資料① 酒井明『中林梧竹の世界』 匠出版,2011,302p,参照はp.30-31.
資料② 林淳『近世・近代の著名書家による石碑集成』勝山 勝山城博物館,2017,333p,参照はp.91-154,318.
資料③ 菊楽末一『高梁の名碑』高梁 高梁市郷土資料刊行会,1990,172p,参照はp.69-77,79-90,106-108.
資料④ 井上雄風『倉敷と周辺の碑』倉敷 井上雄風,1975,338p,参照はp.28-29,84-85,104-105,113,156-157,164-166,260.
資料⑤ 井上雄風『吉備と周辺の碑』倉敷 井上雄風,1988,350p,参照はp.17,40-41,83-84,127.
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資料① 酒井明『中林梧竹の世界』 匠出版,2011,302p,参照はp.30-31.
- キーワード
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- 巌谷一六
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- M2019062514544607953
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 全年齢
- 登録番号
- 1000270304