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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000171512
提供館
(Library)
埼玉県立久喜図書館 (2110009)管理番号
(Control number)
埼久-2015-027
事例作成日
(Creation date)
2014年12月7日登録日時
(Registration date)
2015年04月28日 13時39分更新日時
(Last update)
2015年07月03日 14時25分
質問
(Question)
明治32年8月、東武伊勢崎線北千住-久喜間が開通したが、その際に架けられた元荒川橋梁の鋼材の一部が、現在鉄橋に併設された歩道橋に使用されている。歩道橋に貼られているプレートから、このとき用いられた鋼材は英国のブランドン社のものであると思われる。このブランドン社に関する資料がみたい。
回答
(Answer)
以下の資料とインターネットサイトを紹介した。

『東武鉄道65年史』(東武鉄道 1964)
 p149-153 工事の完成と車両・諸資材の購入
 p152「(略)橋桁は先ず明治31年7月、英国「ブランドン・ブリッジ・ビルディング会社」製造にかかる橋桁(略)と同国「クレブランド・ブリッジ・アンド・エンジニアリング会社」(略)をいずれも磯野商会から購入の契約をした。」

《Brandon Bridge-Building Co》( http://www.gracesguide.co.uk/Brandon_Bridge-Building_Co  Grace's Guide 2014/12/03最終確認)
 イギリスの歴史的工場のガイドのサイトにブランドン社のページあり、簡易な会社の変遷が掲載されている。
回答プロセス
(Answering process)
(1)東武鉄道・利根川橋梁・元荒川橋の関連資料を調査
『東武鉄道百年史』(東武鉄道株式会社 1998)
 p72 「軌条(レール)112kmおよび付属品や橋桁は、三井物産合名会社へ外国製品購入を委託している」とあり。
『東武鉄道65年史』
『さいたまの鉄道』(埼玉県立博物館 1999)
 p27 利根川橋梁銘板について、解説と写真あり。
『RAILWAY100 東武鉄道が育んだ一世紀の軌跡』(東武鉄道 1998)
 p58-59 元荒川橋の写真あり。 

(2)地域資料を調査
『埼玉県地方史 33』(埼玉県地方史研究会 1995)
 p52-54「(略)このトラス桁が、1895年にイギリスのコックレーン社で製作されたことがわかる」とあり、荒川橋梁の銘板の写真あり。
『大宮駅100年史』(反町昭治著 日本国有鉄道大宮駅 1985)
『JR東日本の歴史的建造物』(JR東日本歴史的建造物調査委員会 1990)
『浦和市史』(浦和市総務部市史編さん室編 1990)
『埼玉の鉄道』(埼玉新聞社 1982)
『明治期の鉄道 第16回企画展』(久喜市公文書館 2002)
『写真で見る東武鉄道80年 明治・大正・昭和三代の変遷』(東武鉄道 1977)
『大宮工場百年史』(東日本旅客鉄道株式会社大宮工場内百年史編集委員会 1995)

(3)NDC515(橋梁工学)516(鉄道工学)の書架を調査
『語り継ぐ鉄橋の技術』(阿部英彦ほか編著 鹿島出版会 2008)
『鉄道構造物探見』(小野田滋著 JTB 2003)
『鉄道施設がわかる本』(坂本衛著 山海堂 2004)
『日本鉄道請負業史 明治篇』(鉄道建設業協会 1967)
『図表と写真でつづる日本鉄道請負業史』(日本鉄道建設業協会 1997)

(4)雑誌資料
西野保行、渕上龍雄著「レールの趣味的研究序説(上)(中)(下)(補遺)(再補上)(再補下)」(『鉄道ピクトリアル』 鉄道図書刊行会 1977)
森田久盛著「東京付近国鉄路線の変遷について(1)」(『鉄道ファン』 交友社)

(5)質問のプレートの画像が掲載されているウェブサイト
《きまぐれ旅写真館》( http://www.geocities.jp/fukadasoft/bridges/tetudou/  フカダソフト 2014/12/03最終確認)
 元荒川橋梁(遺構)と備前堀川橋梁にブランドン社のプレートがあるとあり。「英国、マザーウェルのブランドンという会社が1897年に製造した桁である」とあり。
《Water crane, The Brandon Bridge Building Co. Ltd.》(Flickr 2014/12/03最終確認)
コミュニティサイトFlickr内に、ブエノスアイレスにある同社製の「水道クレーン」(SLの給水用と思われる)の写真があげられている。

《国会図サーチ》を〈埼玉 & 鉄道 & 橋梁〉で検索
渡辺明子著「埼玉県内の歴史的橋梁の実態調査とデータベース化」(「土木史研究 15」p533-540 土木学会土木史研究委員会 1995)
埼玉県内の橋梁の特徴などについて書かれているが、元荒川橋についての記述なし。
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
橋梁工学  (515 9版)
鉄道工学  (516 9版)
参考資料
(Reference materials)
『東武鉄道65年史』(東武鉄道 1964)
《Brandon Bridge-Building Co》( http://www.gracesguide.co.uk/Brandon_Bridge-Building_Co  Grace's Guide 2014/12/03最終確認)
キーワード
(Keywords)
東武鉄道株式会社
荒川
Brandon
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
文献紹介
内容種別
(Type of subject)
郷土
質問者区分
(Category of questioner)
個人
登録番号
(Registration number)
1000171512解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決
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