レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2019年08月01日
- 登録日時
- 2019/12/20 15:34
- 更新日時
- 2019/12/24 14:50
- 管理番号
- 0000110805
- 質問
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解決
日本の近代における種痘(学校における接種の制度や方法などの概要)について知りたい。
- 回答
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資料1「種痘」の項によると、幕末期に導入された種痘(牛痘接種)は、明治3年(1870年)4月に明治政府が太政官布告により全国に奨励し、明治9年(1876年)5月の天然痘予防規則において強制接種制度を発足させた、とある。
資料2によると、明治43年(1910年)1月に種痘法が制定され、生後2-12か月(第1期)、小学校入学前(第2期)、小学校卒業前6カ月以内(第3期)に種痘が義務付けられたとある。
なお、国立国会図書館オンラインにて、件名「種痘」で検索したところ、昭和初期発行の資料で、種痘に関する法令などを収録したものとして以下がヒットしたため、あわせて提示した。
国立国会図書館デジタルコレクション:痘瘡及種痘論(インターネット公開)
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1907678
後日追記
CiNii-articlesにて「種痘 学校」で検索したところ、近代の学校における種痘を扱った論文でインターネット上で利用できるものとして、以下がある。
野村良和「明治前期の学校衛生の検討--「種痘」および学校環境衛生を中心として」(「筑波大学体育科学系紀要」 (9), p275-281, 1986-3)
http://hdl.handle.net/2241/15573
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 内科学 (493 9版)
- 教育史.事情 (372 9版)
- 参考資料
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1.国史大辞典編集委員会 編. 国史大辞典 第7巻 (しなーしん). 吉川弘文館, 1986.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001850736-00 , ISBN 4642005072 (p391-392) -
2.ふるさと大道を掘り起こす会 編 , ふるさと大道を掘り起こす会. ふるさと大道 (十四). ふるさと大道を掘り起こす会, 2000.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I060429539-00 (p4)
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1.国史大辞典編集委員会 編. 国史大辞典 第7巻 (しなーしん). 吉川弘文館, 1986.
- キーワード
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- 種痘
- 学校衛生
- 予防接種
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000271033