レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2022年10月08日
- 登録日時
- 2023/03/07 14:12
- 更新日時
- 2023/03/29 13:37
- 管理番号
- 大分県立調査-2022-003
- 質問
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解決
平家物語の冒頭「娑羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらわす」の沙羅双樹(娑羅双樹)は何色から何色に変わったのか。
- 回答
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釈迦の入滅のときに変化したことから無常の象徴とされているが、資料によって木が(枯れて)白くなった、白い花が咲いた等解釈が異なる。元の花は淡黄色。資料としては【1】~【7】がある。
また、『小学館全文全訳古語辞典』「沙(娑)羅双樹」にも“(前略)釈迦の死を悲しんで、にわかに白色に変わったという。(後略)”という記述がある(JapanKnowledgeで検索。2022年10月8日最終確認)。
- 回答プロセス
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1 植物事典を見る
2 平家物語の訳などを見る
3 インドの花についての資料を見る
- 事前調査事項
- NDC
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- 被子植物 (479 10版)
- 参考資料
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【1】植物文化研究会, 雅麗 編 , 植物文化研究会 , 雅麗. 図説花と樹の大事典. 柏書房, 1996.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002497868-00 , ISBN 4760112316 (p200「サラソウジュ」) -
【2】日下力, 鈴木彰, 出口久徳 著 , 日下, 力, 1945- , 鈴木, 彰, 1969- , 出口, 久徳, 1969-. 平家物語を知る事典. 東京堂出版, 2005.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000007767733-00 , ISBN 4490106645 (p240) -
【3】梶原正昭, 山下宏明 校注 , 梶原, 正昭, 1927-1998 , 山下, 宏明, 1931-. 平家物語 1. 岩波書店, 2008. (ワイド版岩波文庫)
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000009517948-00 , ISBN 9784000073004 (p15) -
【4】山口明穂 訳 , 山口, 明穂, 1935-2018. 平家物語 : 現代語訳. 學燈社, 2006.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000008502245-00 , ISBN 4312600074 (p18) -
【5】島崎晋 著 , 島崎, 晋, 1963-. らくらく読める平家物語. 廣済堂出版, 2004.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000007437489-00 , ISBN 4331510565 (p10) -
【6】林望 著 , 林, 望, 1949-. 謹訳平家物語 1. 祥伝社, 2015.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I026313174-00 , ISBN 9784396615239 (p8) -
【7】西岡 直樹/絵と文 , 西岡‖直樹. 定本インド花綴り. 木犀社, 2002.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I015919071-00 , ISBN 4896180291 (p27~31「花の雨 サラノキ」)
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【1】植物文化研究会, 雅麗 編 , 植物文化研究会 , 雅麗. 図説花と樹の大事典. 柏書房, 1996.
- キーワード
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- 平家物語
- 沙羅双樹
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000329909