レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2019/11/20
- 登録日時
- 2020/01/24 00:30
- 更新日時
- 2020/01/24 00:30
- 管理番号
- 6001041459
- 質問
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解決
鉱物の形は「結晶系」として数種類に大別されるときいたが、どのようなものがあるのか知りたい。
- 回答
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以下の資料によれば、鉱物の形は「結晶系」として分類され、主に「三斜晶系」「単斜晶系」「斜方晶系」「正方晶系」「三方晶系」「六方晶系」「立方晶系(等軸結晶系)」の7種類に大別されることが多いようです。
ただし、「六方晶系」の中に含まれる「三方晶系」を独立させないととらえる場合には、6種類とすることもあるようです。
以下の資料は7種類に分類された結晶系の表が掲載されています。
・『物理学辞典』(物理学辞典編集委員会/編 培風館 2005.9)
p.631「結晶系[英 crystal system,]」
・『鉱物結晶図鑑』(野呂輝雄/編著 東海大学出版会 2013.5)
p.147「3 7つの結晶系」
また、同資料には、掲載されている結晶各々について、結晶図や結晶の展開図などが掲載されています。
以下の資料では6種類に分類されている場合の結晶系についての解説が掲載されています。
・『鉱物・岩石紳士録 身近な石から、へんな石、巨石文明の石まで 学研雑学百科 より深くより楽しく』(松原聰/監修 学研教育出版 2010.9)
p.26-27「鉱物の特徴その7 結晶系」によれば、
「原子の配列を統計的に分類したもので、本来は230通りもありますが、外見に現れる対称性に着目して分類すると大きく以下の6種類に分けられます。
等軸晶系は立法晶系と表記されることもあります。また、六方晶系の中に含まれる三方晶系を独立させて、7種類としている図鑑などもあります。」との記述があります。
[事例作成日:2019年11月20日]
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 鉱物学 (459 10版)
- 参考資料
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- 物理学辞典 3訂版 物理学辞典編集委員会∥編 培風館 2005.9 (631)
- 鉱物結晶図鑑 野呂/輝雄∥編著 東海大学出版会 2013.5 (147)
- 鉱物・岩石紳士録 松原/聰∥監修 学研教育出版 2010.9 (26-27)
- キーワード
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- 結晶系(ケッショウケイ)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 書誌事項調査
- 内容種別
- その他
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000272871