レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2007年03月17日
- 登録日時
- 2007/03/17 12:08
- 更新日時
- 2009/03/04 19:25
- 管理番号
- 山形県-2006-0079
- 質問
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解決
県内、主に「庄内地方の印刷物の流通の変遷」について調べています。適当な資料が見当たりませんので紹介ください。(江戸時代後期から明治初めの時期で木版印刷から西洋印刷が入ってくる過程を調べているとのこと。特に、海路上方から印刷物が入ってくることが出ている資料を探しています。)
- 回答
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田中邦太郎著「出羽の国・八文字屋」によると、山形で雑貨商を営む五十嵐太郎兵衛(現在の八文字屋書店)が、紅花生産者惣代の稲村家の移入物資の売り捌きをまかされており、紅花の荷役問屋をしながら、上方からは和漢文具を主にした雑貨を移入していたが、当時上方庶民の間でブームを呼んでいた浮世草子を買い付けて貸し本屋を始めたこと。また、その出版元が後に屋号ともなる京都の八文字屋八左衛門であったことなどが出ています。
また、県内の印刷業の発展過程については、山形県印刷協同組合が出した「山形県印刷文化史」にまとめられていますので参考になるかと思います。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 経済学.経済思想 (331 9版)
- 参考資料
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「江戸の本屋さん」今田洋三/著
「出羽の国・八文字屋」田中邦太郎/著 - 「山形県印刷文化史」山形県印刷協同組合/編
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「江戸の本屋さん」今田洋三/著
- キーワード
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- 印刷物の流通
- 北前船
- 照会先
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- 紅花商人
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000034017