レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 20141020
- 登録日時
- 2015/03/28 00:30
- 更新日時
- 2020/04/17 09:43
- 管理番号
- 中央-2014-21
- 質問
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解決
昭和20年代に東京に移り住むことを制限するような法律があったと聞いた。何という法律か知りたい。また、その法律が解除されたのはいつか。
- 回答
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資料1のp.82-83の「(九)転入抑制」の項に「都会地転入抑制緊急措置令」(昭和21年3月公布施行)についての記述がある。「東京においては区部への転入を禁じたが、この規制はその後延長され、二十三年末まで続いた」と書かれている。
『日本法令索引』(http://hourei.ndl.go.jp/SearchSys/)で「都会地転入抑制緊急措置令」の法令沿革を調査したところ、昭和21年3月9日の勅令126号であることがわかる。また、最後の改正は昭和22年12月22日の法律第221号であることがわかる。(最終アクセス日:2015.1.26)
資料2の昭和21年3月勅令p.10に「都会地転入抑制緊急措置令」(昭和21年3月9日勅令第126号)の全文が掲載されている。
資料3の昭和22年12月法律p.152に「都会地転入抑制法」(昭和22年12月22日法律第221号)の全文が掲載されている。その中に、「この法律は、昭和23年12月31日まで、その効力を有する」と書かれている。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 行政 (317 9版)
- 参考資料
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- 【資料1】東京都政五十年史 通史 / 東京都企画審議室調査部/著 / 東京都企画審議室調査部 , 1994.12<T/0・317/3095/G1>
- 【資料2】法令全書 昭和年間 複製版20巻 2号 (昭和21年) 複製版20巻 , 2007.1 / 原書房
- 【資料3】法令全書 昭和年間 複製版21巻 4号 (昭和22年) 複製版21巻 , 2007.11 / 原書房
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000169979