レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2019年11月15日
- 登録日時
- 2019/11/17 12:07
- 更新日時
- 2019/12/26 12:53
- 管理番号
- 県立長野-19-060
- 質問
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解決
神津という名字の由来を教えてほしい。また、同じ読みで神頭という名字もあるので、同様に由来等がわかれば教えてほしい。
- 回答
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・『角川日本姓氏歴史人物大辞典 20 長野県姓氏歴史人物大辞典』 角川書店 1996 【N288/158】 p.763
神津(こうづ):市部では小諸市・佐久市に多く、郡部では北佐久郡御代田町、小県郡東部町に多い。[1]中世、佐久市に土着した一族に神津氏がある。『佐久在城景記』によると、文明一一年、九兵衛が新子田(佐久市)を開拓したという。新子田のほか志賀、長土呂、五十貫(以上佐久市)の神津姓は藤原北家房前流で、一時伊豆(静岡県)の神津島に移り、のちに佐久の五十貫に土着したという(神津氏考)。
・『全国名字大辞典』 森岡浩編 東京堂出版 2011 【288.1/モヒ】 p.297
神津(こうづ):長野県佐久地方の名字で、同地方の開発領主。藤原北家といい、一時、神津島に住んでいたため神津を名字にしたという。
「神頭」に関しては、同様に名字辞典等を調査したが、記載がある資料は確認できなかった。
- 回答プロセス
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1 288(系譜・家史・皇室)の棚から名字辞典を見る。
2 「神頭」に関して、こうづ、こうず、こうとう、かんとう等の項を見たが、確認できなかった。
3 「神津」が佐久に多い名字だとわかったので、『佐久市史』を見たが「神津」の由来に関して書かれたものはなかった。
調査済み資料
・『佐久市志 民俗編 上』 佐久市志編纂委員会編 佐久市志刊行会 1990 【N223/69/2-1】
・『佐久市志 民俗編 下』 佐久市志編纂委員会編 佐久市志刊行会 1990 【N223/69/2-2】
- 事前調査事項
- NDC
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- 系譜.家史.皇室 (288)
- 参考資料
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長野県姓氏歴史人物大辞典編纂委員会編著 , 長野県姓氏歴史人物大辞典編纂委員会. 長野県姓氏歴史人物大辞典. 角川書店, 1996. (角川日本姓氏歴史人物大辞典 / 竹内理三 [ほか] 編, 20) 【N288/158】
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000096-I010652948-00 , ISBN 4040022009 -
森岡浩 編 , 森岡, 浩, 1961-. 全国名字大辞典. 東京堂出版, 2011. 【288.1/モヒ】
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000011267079-00 , ISBN 9784490108088 -
丹羽基二著 , 丹羽, 基二. 姓氏の語源. 角川書店, 1981. (角川小辞典, 14) 【288.1/ニモ】
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000096-I004465453-00 , ISBN 4040614003 -
森岡浩著 , 森岡, 浩. よくわかる長野県の名字. しなのき書房, 2008. 【288.1/モヒ】
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000096-I005244775-00 , ISBN 9784903002224 -
森岡浩編 , 森岡, 浩. 日本名字家系大事典. 東京堂出版, 2002. 【288.1/モヒ】
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000096-I000687995-00 , ISBN 4490106033
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長野県姓氏歴史人物大辞典編纂委員会編著 , 長野県姓氏歴史人物大辞典編纂委員会. 長野県姓氏歴史人物大辞典. 角川書店, 1996. (角川日本姓氏歴史人物大辞典 / 竹内理三 [ほか] 編, 20) 【N288/158】
- キーワード
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- 神津
- 佐久
- 名字
- 由来
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000265359