レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2006/11/21
- 登録日時
- 2008/03/12 02:10
- 更新日時
- 2008/03/12 02:10
- 管理番号
- Q2006Y0149
- 質問
-
解決
55年前に丸善で買ってもらった絵本について
(条件)
・ 大きめの本
・ 七色の風船がでてきておいかけているシーンがでてくる
・ 一番最後に階段と西洋のお城がでてくる
・ 全部かどうかは分らないが、カラーで日本語で書かれた本
・ 西洋のお城が出てくるので、翻訳されたものかも知れない
- 回答
-
児童書総合目録(http://www.kodomo.go.jp/resource/search/toc.html)のタイトルやあらすじに「ふうせん」「七色」「ゆめ」「ふしぎな」「おしろ」などを入れ、検索できた資料を調査しましたが、お探しの条件に合う絵本は見つかりませんでした。昭和25年前後に出版された新潮社の世界の絵本シリーズや昭和30年前後に出版された「岩波のこどもの本」にも当たりましたが、見つかりませんでした。絵雑誌の可能性も考え『キンダーブック』『チャイルドブック』『ひかりのくに』等を見ましたが、やはり見つかりませんでした。
上記調査の中で「ふうせん」で検索した『あかいふうせん』がお探し資料に近い気がしますので紹介します。
『あかいふうせん』 ラモリス作 きしだえりこ文 いわさきちひろ絵 偕成社 昭和43 27cm(請求記号Y17-309-〔7〕 国際子ども図書館所蔵)
(あらすじ)
パスカルという少年には兄弟がいません。登校する途中で、あかいふうせんを見つけます。あかいふうせんは、パスカルの友だちになってくれます。どこに行くのもいっしょ。ある日、パスカルはいたずらっこたちに追われ、階段をかけあがります。別な日にあかいふうせんはいたずらっこたちにつかまり、パスカルは逃がしてやるのですが、パスカルがいじめられるとふうせんはパスカルの側に戻ってきます。いたずらっこたちが投げた石がふうせんにあたり、ふうせんはしぼんでしまいます。死んだふんせんを見てパスカルは泣きます。するとふしぎなことが起ります。いろとりどりのふうせんたちが、パスカルのところにおりてきます。ふうせんたちはひもをよせあい、パスカルにのるようにうながします。パスカルは大好きなふうせんといっしょにひろい空をどこまでもとんでいきます。
後書きによりますと、この絵本はフランス映画の『赤い風船』(1956年)の作者アルベール・ラモリス監督の原作をもとにして作られた作品のようです。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 漫画.挿絵.児童画 (726 9版)
- 参考資料
- キーワード
-
- 児童図書
- 風船
- お城
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- ストーリーレファレンス
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000042391