レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 19980602
- 登録日時
- 2005/02/02 02:13
- 更新日時
- 2005/11/09 18:25
- 管理番号
- D1998F3357
- 質問
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未解決
「厄」の起源について調べる上で参考となる文献。
- 回答
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「厄」を主題としてまとめられた文献としては、すでにご調査済みの佐々木勝著『厄除け』がある程度で、お尋ねの件に該当する文献は見当たりません。また、日本の「陰陽道」、およびこれに遡る中国の「陰陽五行説」関連の日本語文献についても調査しましたが、「厄」に言及されているものは見当たりませんでした。
なお江戸時代以前の関連文献を調べるための資料として『古事類苑』がありますが、立項は以下のようになっています。
『古事類苑』 神宮司廳蔵版 吉川弘文館 複製 <当館請求記号 UR1-G8>
「厄年」 方技部 p.208-214
「厄月」 同 p.214
「厄払」 天部・歳事部 p.1395-1397
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上記回答後、以下の関連資料が刊行されている。(2004年1月15日記)
(1)『日本民族大辞典 上下』 福田アジオ〔ほか〕編 吉川弘文館 1999-2000 <GB8-G36>
*下巻 716p に「厄」が立項されている(佐々木勝)
(2)『お葬式をどうするか』 ひろさちや PHP出版 2000 <GD24-G55>
*p.43に、厄が「役」に通ずるとの説がある。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
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佐々木勝『厄除け』(名著出版)
- NDC
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- 相法.易占 (148 9版)
- 参考資料
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- 古事類苑 神宮司廳藏版 吉川弘文館 複製 <UR1-G8>
- キーワード
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- 厄
- 陰陽道
- 易
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 言葉
- 質問者区分
- 公共図書館
- 登録番号
- 1000014084