レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2013年01月23日
- 登録日時
- 2013/01/23 16:46
- 更新日時
- 2016/12/09 14:10
- 管理番号
- 2012-43
- 質問
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未解決
鉄道唱歌の作者、大和田建樹の建樹の由来は、歌人・宍戸千建と国学者・穂積重樹から命名されているらしい。
両氏の簡単な略歴(生年月日・没年、おもな活躍歴など)と原典を紹介して欲しい。
- 回答
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国学者・穂積重樹
【資料1】p78-84に補遺1「穂積重樹のこと―幕末の宇和島」がある。
明治4年、鈴木源兵衛重舒(しげのぶ)を穂積重樹と改める
文化9年6月宇和島に生まれ、明治14年12月21日東京市本所区小泉町伊達宗陳邸内の長男重頴の没した。享年70歳。(以下略)
※穂積歌子は穂積重樹の次男,穂積陳重の妻である。
歌人・宍戸千建
以下の資料に宍戸千建の名前はあったが略歴は掲載されていなかった。
【資料2】「国学に志した建樹が、国学、和歌の師である宍戸千建と穂積重樹からつけたものと推察できる。」(p7)
【資料3】「宍戸千建に和歌の添削を受け…」(p1044 人物小伝「大和田建樹」)
【資料4】扉の肖像(4コマ目)に「祖父千建」あり。
また【資料5】の「第五章 近代・現代 第一節 短歌」に「穂積重樹と大和田建樹」の項があり、宍戸千建の名もあるが簡潔な記述にとどまっている(p442)
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 個人伝記 (289)
- 参考資料
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- 【資料1】『穂積歌子日記 1890-1906』(穂積歌子/〔著〕 穂積重行/編 みすず書房 1989年)<当館請求記号K289/ホウ/1989>
- 【資料2】『愛媛が生んだ国文学者大和田建樹』(南海放送サンパーク美術館 1993年)<当館請求記号K289/オタ/1993>
- 【資料3】『北宇和郡誌 宇和島吉田両藩誌』(愛媛教育協会北宇和部会/編纂 関和洋紙店印刷部 1917年)<当館請求記号K289/オタ/1993>
- 【資料4】『おち椿』(宍戸千頴 1919年)<国立国会図書館請求記号特104-531> (国立国会図書館デジタルコレクション<http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/909678>)
- 【資料5】『愛媛県史 文学』(愛媛県史編さん委員会/編集 愛媛県 1984年)<当館請求記号K200/31>
- キーワード
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- 穂積重樹
- 宍戸千建
- 大和田建樹
- 照会先
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- 宇和島市立中央図書館
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000127098