レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2010/05/21
- 登録日時
- 2010/10/28 02:03
- 更新日時
- 2010/11/16 14:30
- 管理番号
- 埼久-2010-026
- 質問
-
未解決
もずくからフコイダンを抽出したあとの滓の廃棄処理について書かれた文献を知りたい。
- 回答
-
Web上で見られた以下の文献情報を提供する。
東順一ほか「有害重金属を含む海産物廃棄物の包括的再資源化」(『廃棄物処理等科学研究費補助金 総合研究報告書概要版』)
「天然および養殖オキナワモズクからの酢酸の含量の異なるフコイダンおよびそれの製造(特開平11-80202)」
発明者:琉球大学農学部 田幸正邦
「オキナワモズクおよびイトモズクからの化粧品原料およびそれの製造法(特願平9-87147)」
発明者:琉球大学農学部 田幸正邦
- 回答プロセス
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キーワードを〈廃棄モズク〉〈酸溶解 or ブンカイショリ〉〈フコイダン or 抽出〉などに設定して目録データベース等を探索する。
《Google》を〈フコイダン & 廃棄処理〉で検索すると以下の文献がヒットし、全文が見られる。
「有害重金属を含む海産物廃棄物の包括的再資源化」(研究年度 2006 となっている)
p3-4 もずくの廃棄処理についての記述あり。
〈http://www.env.go.jp/recycle/waste_tech/kagaku/h18/kagaku/data/K1841.pdf 2010/06/04最終確認〉
《J-DreamⅡ》を「JSTPlus+JMEDPlus」で検索する。(「フコイダン」=「fucoidan」)
〈フコイダン & 抽出〉で2000年以降に絞ると95件ヒットする。
〈フコイダン & 分解処理〉で2000年以降に絞ると1件ヒットする。
〈フコイダン& もずく〉では3件ヒットする。
〈もずく & 廃棄〉で2000年以降に絞ると1件ヒットする。
〈もずく & 処理〉で2000年以降に絞ると5件ヒットする。
〈もずく & 脱重金属化〉で2000年以降に絞るとヒットせず。
その他Web情報を探索すると以下の文献があり。
〈フコイダン & 処理〉で検索すると以下のとおり。ただし特許関連の資料。
「天然および養殖オキナワモズクからの酢酸の含量の異なるフコイダンおよびそれの製造(特開平11-80202)」
発明者:琉球大学農学部 田幸正邦
(http://www.okinawa-sangaku.com/db/img/27___pdf.pdf 2010/06/04最終確認)
「オキナワモズクおよびイトモズクからの化粧品原料およびそれの製造法(特願平9-87147)」
発明者:琉球大学農学部 田幸正邦
(http://www.okinawa-sangaku.com/db/img/25___pdf.pdf 2010/06/04最終確認)
その他
「ヒト胃細胞に対するモズク由来フコイダンの効果に関する研究報告書」
(http://www.mozuku-1ban.jp/project/fucoidan/pdf/2002_09_Report03.pdf 2010/06/04最終確認)
上記をもとに琉球大学の田幸正邦氏の著作をあわせて探索する。
《CiNii》〈田幸正邦〉では54件、〈フコイダン〉では100件ヒットする。
《NDL-OPAC(雑索)》〈フコイダン〉では40件ヒットする。
以上、関連しそうな文献の情報はいくつかわかったが県立未所蔵のものがほとんどなので、質問者には調査の
経過を連絡する。
- 事前調査事項
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情報源:琉球大学が取り組んでいたが、民間の会社が処理方法を開発したらしい。
- NDC
-
- 化学工学.化学機器 (571 9版)
- 藻類.菌類 (474 9版)
- 参考資料
- キーワード
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- フコイダン
- もずく
- 廃棄物
- 廃棄物処理
- 滓-かす
- 海藻
- 水産資源
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000072983