レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2013年11月24日
- 登録日時
- 2014/03/27 00:30
- 更新日時
- 2014/05/17 10:48
- 管理番号
- A0159
- 質問
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解決
オリエンテーションを国語の授業の一環で行うので、そこから読書単元につなげたい。よい方法はないか。(中学校1年国語の授業)
約1ヶ月半の間に、3冊のつながりのある読書をしてもらい、そのつながりを表すミニポスターを作り、さらにそれを見せながらの読書スピーチを全員が行う。
- 回答
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オリエンテーションで借りた1冊をもとに、その後約1ヶ月半の間にあと2冊のつながりのある読書をしてもらい、そのつながりを表すミニポスターを作り、さらにそれを見せながらの読書スピーチを全員が行うことにした。
説明するにあたって、以下の3冊を司書がブックトークした。
[提示資料]
この読書のしかたを、いもづる式読書と生徒には説明。司書が、どのようにつなげるかの見本をブックトークの形で示した。その時使った本の中から3冊を紹介しています。
『わたしは目で話します』(たかおまゆみ著 偕成社 2013)
難病ASLのために、たった2年間のうちに言葉、文字、身振り、表情を失った著者が、文字盤に出会うことで、自分の思いを表現できる喜びがいかに大きいものかが伝わる一冊。
『脳の情報を読み解く』(川人光男著 朝日新聞出版)
病気がさらに進行し、文字盤の使用も難しくなってきたたかおさんは、今、BMI(ブレイン・マシーン・インターフェイスの略)と呼ばれる、脳波を読んだり、心拍数・血流利用して、話ができない人の頭の中にある言葉を読みとる機械に期待をかけています。これはその、BMIについて書かれた本です。
『ピーティ』(ベン・マイケルセン著 鈴木出版)
ノンフィクションを主に紹介してきたブックトークの中で、唯一紹介した物語です。重度の障害のため、何も考られない存在と思われていたピーティの真の姿を知りえた一握りの人たちとの深い出会いを描いた秀作!
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 教育課程.学習指導.教科別教育 (375)
- 読書.読書法 (019)
- 参考資料
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たかおまゆみ 著. わたしは目で話します : 文字盤で伝える難病ALSのことそして言葉の力. 偕成社, 2013.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I024210741-00 , ISBN 9784038082504 -
川人光男 著. 脳の情報を読み解く : BMIが開く未来. 朝日新聞出版, 2010. (朝日選書 ; 869)
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000010954728-00 , ISBN 9784022599698 -
ベン・マイケルセン 作 , 千葉茂樹 訳. ピーティ. 鈴木出版, 2010. (鈴木出版の海外児童文学 この地球を生きる子どもたち)
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000010881261-00 , ISBN 9784790232322
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たかおまゆみ 著. わたしは目で話します : 文字盤で伝える難病ALSのことそして言葉の力. 偕成社, 2013.
- キーワード
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- いもづる式読書
- ミニポスター
- スピーチ
- ブックトーク
- 図書館オリエンテーション
- 照会先
- 寄与者
- 備考
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東京学芸大学「先生のための授業に役立つ学校図書館活用データベース」
A0159 中学校1年国語事例
上記リンク先には、手順がわかるワークシート 掲載。
同上 別コンテンツ(学校図書館の日常>ブックトーク) 芋づる式読書スピーチ
- 調査種別
- ブックトーク 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 教員
- 登録番号
- 1000151411