レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2009年02月01日
- 登録日時
- 2010/02/12 21:33
- 更新日時
- 2011/12/07 23:35
- 管理番号
- 市川20090201-05
- 質問
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解決
何故「虎の巻(とらのまき)」というのか。他の動物もあるのか。
- 回答
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『語源海』(東京書籍)よると、「古代中国の兵法から出たことば。すなわち太公望の兵法書『六韜(りくとう)』の中に「虎韜(ことう)篇」があって、これを日本で<虎の巻>と通称したことからの俗称」、「源義経が兵法学者、鬼一法眼から伝授され、兵法の秘伝書を「虎の巻」と称して珍重したのが日本での起源」とされる。
また、『暮らしのことば新語源辞典』(講談社)よると、本来は兵法や芸道の奥義を記した秘伝書の意味であった。
なお『六韜』は、文韜、武韜、龍韜、虎韜、豹韜、犬韜の6巻、60編から成る。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 辞典 (813 8版)
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 学生
- 登録番号
- 1000063175