レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2020/06/03
- 登録日時
- 2021/05/01 00:30
- 更新日時
- 2022/11/04 12:41
- 管理番号
- 所沢本-2021-001
- 質問
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解決
養蚕の技術で「回転蔟(かいてんまぶし)」、「蔟(まぶし)」について書いてある資料を探している。
- 回答
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以下の資料に記述があります。
〇『新編農学大事典』 山崎耕宇/[ほか]監修 養賢堂 2004年
〇『新・繊維総合辞典』 繊維総合辞典編集委員会/編 繊研新聞社 2012年
〇『図解養蚕』 全国養蚕農業協同組合連合会指導生産部蚕糸の光/編集 全国養蚕農業協同組合連合会指導生産部蚕糸の光 1995年
〇『図解案内日本の民俗』福田アジオ・内山大介・小林光一郎・鈴木英恵・萩谷良太・吉村風/編 吉川弘文館 2012年
〇『いまに伝える農家のモノ・人の生活館』大舘勝治・宮本八惠子/著 柏書房 2004年
〇『多摩民具事典』小川直之ほか/編著 たましん地域文化財団 1997年
なお、以下はインターネットで閲覧可能です。
〇『シルクレポート No.54(2017.7)』大日本蚕糸会/編
蚕糸・絹業提携支援センターHPより閲覧可能(最終アクセス2021/7/17)
http://silk-teikei.jp/pdf/silk54.pdf
後日、以下のとおり情報が寄与されました。(2022.11.1)
A コト情報として
〇『秩父山里の記憶 7』 黒沢和義/絵と文 同時代社 2021年
〇『群馬県の養蚕習俗』 群馬県教育委員会 1972年
B 蔟の変遷をより詳しく
〇『戦後農業技術発達史 第7巻』 日本農業研究所/編 [日本農業研究所] 1969年
〇『蚕糸の光』 1954年8月号
〇『蚕糸の光』 1963年8月号
〇『蚕糸の光』 1964年6月号
C 埼玉県の場合
〇『埼玉県蚕糸業史』 埼玉県蚕糸業協会/編纂 埼玉県蚕糸業協会 1960年
〇『蚕とともにあゆむ 埼玉県蚕糸業の半世紀』 埼玉県蚕糸業史編集委員会 埼玉県蚕糸業史編纂委員会 2006年
〇『埼玉県養連20年の歩み』 埼玉県養蚕販売農業協同組合連合会 1968年
〇『熊谷地方の養蚕 平成9年度特別講座(平成10年3月19日)テキスト 』 熊谷市立図書館 美術,郷土係 熊谷市立図書館 1998年
〇『熊谷地方の養蚕 市内の文化財をめぐる17』 熊谷市立図書館 美術、郷土係/編 熊谷市立図書館 2003年
以下はインターネットで閲覧可能。
〇養蚕農家の全工程(26)『郡上を100撥楽しむカテゴリー一覧』
http://gujo.com/
- 回答プロセス
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所蔵資料の内容を確認
〇『新編農学大事典』山崎耕宇/[ほか]監修 養賢堂 2004年
p1258~[上蔟用具と施設]に「熟蚕に繭を作らせるための足場となる器具を蔟(まぶし)といい、熟蚕を集めて蔟に移す作業を上蔟という。(中略)一般の養蚕農家に普及している蔟は回転蔟とよばれる区画蔟の一種で、3㎝幅の厚紙を井桁に組んで区画を作り、一つの枠にこれを10枚組み込んである。各区画は3㎝×4.5㎝で、ちょうど1個の繭が作れる大きさになっている。これが、熟蚕が一方にかたよると重みで枠が自然に回転してバランスをとるようになっている(後略)」と記述あり。
〇『新・繊維総合辞典』繊維総合辞典編集委員会/編 繊研新聞社 2012年
p661「まぶし」の項に記述あり。
〇『図解養蚕』全国養蚕農業協同組合連合会指導生産部蚕糸の光/編集 全国養蚕農業協同組合連合会指導生産部蚕糸の光 1995年
p98「条払い収集蚕の処理」に上蔟室、上蔟専用に開発された装置について記述あり。
p99「蔟中保護」に蔟の管理、換気について記述あり。
p139「養蚕の機械化(2)飼育の機械化」
②上蔟・蔟中管理・収繭用機械に写真の記載あり。
後日、以下のとおり情報が寄与された。
〇『図解案内日本の民俗』福田アジオ・内山大介・小林光一郎・鈴木英恵・萩谷良太・吉村風/編 吉川弘文館 2012年
p8~9 「藁の利用」の項に蔟について記述あり。
p18~19「繭をとる」の項に蔟について記述あり。
〇『いまに伝える農家のモノ・人の生活館』大舘勝治・宮本八惠子/著 柏書房 2004年
p178~183 「蚕の変身」の項に写真の記載あり。
〇『シルクレポート No.54(2017.7)』大日本蚕糸会/編
蚕糸・絹業提携支援センターHPより閲覧可能(最終アクセス2021/7/17)
p17~22 「提携トピックス「回転蔟」という道具」に蔟について記述あり。
http://silk-teikei.jp/pdf/silk54.pdf
〇『多摩民具事典』小川直之ほか/編著 たましん地域文化財団 1997年
p338~339「蔟」の項あり。
後日、以下のとおり情報が寄与された。(2022.11.1)
A コト情報として
〇『秩父山里の記憶 7』 黒沢和義/絵と文 同時代社 2021年
p.54-55・p.170-173 「おこあげ」記載あり。
〇『群馬県の養蚕習俗』 群馬県教育委員会 1972年
p.126-139 「6.繭の変遷」記載あり。
〇養蚕農家の全工程(26)『郡上を100撥楽しむカテゴリー一覧』(インターネット情報)
1/26回転蔟の準備、20/26一斉上蔟1、21/26 一斉上蔟2、23/26遅口の上蔟 掲載あり。
URL:http://gujo.com/(2022.11.1確認)
B 蔟の変遷をより詳しく
〇『戦後農業技術発達史 第7巻』 日本農業研究所/編 [日本農業研究所] 1969年
p.363-381 第8章第3節上蔟機材の変遷(14分類 17余種超) 記載あり。
〇『蚕糸の光』 1954年8月号
グラビア「回転蔟のできるまで」 記載あり。
〇『蚕糸の光』 1963年8月号
p.27-35 「自然上蔟用の区画蔟」記載あり。
〇『蚕糸の光』 1964年6月号
p.17-33 「自然上蔟用の区画蔟」記載あり。
C 埼玉県の場合
〇『埼玉県蚕糸業史』 埼玉県蚕糸業協会/編纂 埼玉県蚕糸業協会 1960年
p.1112-1117 第2章第6節 上蔟の歴史 記載あり。
〇『蚕とともにあゆむ 埼玉県蚕糸業の半世紀』 埼玉県蚕糸業史編集委員会 埼玉県蚕糸業史編纂委員会 2006年
p.278 第2部9.埼玉県回転蔟協会 記載あり。
〇『埼玉県養連20年の歩み』 埼玉県養蚕販売農業協同組合連合会 1968年
p.62-65 回転蔟普及の回顧
p.94 主な購買品の取扱い
p.97 回転蔟取扱金額と単価(グラフ1952-1967)
〇『熊谷地方の養蚕 平成9年度特別講座(平成10年3月19日)テキスト 』 熊谷市立図書館 美術,郷土係 熊谷市立図書館 1998年
〇『熊谷地方の養蚕 市内の文化財をめぐる17』 熊谷市立図書館 美術、郷土係/編 熊谷市立図書館 2003年
- 事前調査事項
- NDC
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- 農業 (610 9版)
- 繊維工学 (586 9版)
- 蚕糸業 (630 9版)
- 参考資料
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- 新編農学大事典 山崎耕宇/[ほか]監修 養賢堂 2004.3 610.36 4-8425-0354-8
- 新・繊維総合辞典 繊維総合辞典編集委員会/編 繊研新聞社 2012.2 586.033 978-4-88124-261-2
- 図解養蚕 全国養蚕農業協同組合連合会指導生産部蚕糸の光/編集 全国養蚕農業協同組合連合会指導生産部蚕糸の光 1995.9 630
- 図解案内日本の民俗 福田アジオ・内山大介・小林光一郎・鈴木英恵・萩谷良太・吉村風/編 吉川弘文館 2012年
- いまに伝える農家のモノ・人の生活館 大舘勝治・宮本八惠子/著 柏書房 2004年
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シルクレポート No.54(2017.7) 大日本蚕糸会/編
蚕糸・絹業提携支援センターHPより閲覧可能(最終アクセス2021/7/17)
http://silk-teikei.jp/pdf/silk54.pdf - 多摩民具事典 小川直之ほか/編著 たましん地域文化財団 1997年
- 秩父山里の記憶 7 黒沢和義/絵と文 同時代社 2021.12 382.134 978-4-88683-910-7
- 蚕とともにあゆむ 埼玉県蚕糸業史編集委員会 埼玉県蚕糸業史編纂委員会 2006.3
- 熊谷地方の養蚕 熊谷市立図書館 美術,郷土係 熊谷市立図書館 1998年
- 熊谷地方の養蚕 熊谷市立図書館 美術、郷土係/編 熊谷市立図書館 2003年
- 『群馬県の養蚕習俗』 群馬県教育委員会 1972年
- 『戦後農業技術発達史 第7巻』 日本農業研究所/編 [日本農業研究所] 1969年
- 『蚕糸の光』 1963年8月号
- 『蚕糸の光』 1964年6月号
- 『埼玉県蚕糸業史』 埼玉県蚕糸業協会/編纂 埼玉県蚕糸業協会 1960年
- 『埼玉県養連20年の歩み』 埼玉県養蚕販売農業協同組合連合会 1968年
- 『郡上を100撥楽しむカテゴリー一覧』 http://gujo.com/ 2022/11/1確認 養蚕農家の全工程(26)
- キーワード
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- 蔟
- 回転蔟
- 養蚕
- 技術
- 上蔟
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- その他
- 質問者区分
- 一般
- 登録番号
- 1000297747