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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

提供館
(Library)
横浜市中央図書館 (2210008)管理番号
(Control number)
横浜市中央2623
事例作成日
(Creation date)
2018年11月22日登録日時
(Registration date)
2021年03月18日 10時10分更新日時
(Last update)
2021年03月18日 10時22分
質問
(Question)
 フランスの電子図書館(ガリカ・Gallica)ついて日本語で書かれている資料を読みたい。
特に、著作権保護期間内の資料の提供について書かれている資料が知りたい。
回答
(Answer)
Gallica(ガリカ)は、フランス国立図書館が運営する電子図書館です。
まとまった記載のある資料をご紹介します。

1 著作権保護期間内の資料の提供について
 カレントアウェアネス・ポータル( https://current.ndl.go.jp/ )で関連のある記事が
 多数掲載されています。
 カレントアウェアネス・ポータルは、図書館界、図書館情報学に関する最新の情報を
 提供している国立国会図書館のウェブサイトです。
 情報誌『カレント・アウェアネス』に掲載された記事も検索・閲覧することが可能です。

 (1)「フランス国立図書館の電子図書館Gallicaの20年」服部麻央
  (『カレントアウェアネス』No.333(2017.9) 国立国会図書館 p.5~7)
  Gallicaのベータ版が公開されてから2017年までの概要がまとめられています。
  「著作権をめぐる課題」の項目が設けられており、Gallica及びフランス国立図書館
  (BnF)の取組みがまとめられています。

 (2)「フランスで絶版資料のデジタル化と有償提供に関する基本合意」服部有希
  (国立国会図書館メールマガジン「カレントアウェアネス-E」No.188 2011.2.17)
  2011年にフランス政府とBnF、出版社組合、及び文学者協会の間で成立した合意に
  ついて解説した記事です。この合意は「20世紀に出版された著作権保護対象資料の
  うち、現在は絶版となっている50万件の資料を5年以内にデジタル化し、有償提供
  することを目的とするもの」とされています。

 (3)「欧米における図書館活動に係る著作権法改正の動向」南亮一
  (『カレントアウェアネス』No.322(2014.12) 国立国会図書館 p.23~27)
  「2.3 EU諸国の動向 (2)フランス」の項において、上記資料(2)で紹介されている
  合意を受け、2012年3月に「BnFが運用するデータベースに登録された絶版書籍
  につき、文化・通信相が認可した著作権集中管理団体が、第三者に対して電子的利用を
  許諾することができるように」し、図書館に対しては、「最初の利用許諾から10年以内
  に権利者が見つからなかった場合には、無償で利用の許諾を行う」規定を設けた法律が
  制定されたことが紹介されています。

2 Gallicaについて
  著作権保護期間内の資料の提供について説明はありませんが、Gallicaについて取り上
 げられている資料をあわせてご紹介します。

 (1) 雑誌記事
  ア 「欧米における図書館、文書館、博物館の連携
    -Cultural Heritage Sectorとしての図書館-」菅野育子
   (『カレントアウェアネス』No.294(2007.12) 国立国会図書館 p.10~16)
   「4.EU諸国における連携事例 (2)フランス」
    Gallicaについて簡潔にまとめられています。

  イ 「フランスのデジタルアーカイブ機関:BnFとINA(調査報告))」時実 象一
   (『デジタルアーカイブ学会誌』2巻3号 2018 p.287~293)
   「2.2 Gallica」でGallicaの歴史やコンテンツ、利用についてまとめられています。
   こちらの記事はJ-stageでも公開されています。
    https://doi.org/10.24506/jsda.2.3_287
  
  ウ 「<研究動向>マザリナード・プロジェクト:
   人文科学研究の新しいコーパスを考察する」一丸禎子
   (『人文』7号 2008 学習院大学 p.87~106)
   「1-1 電子図書館」の中でGallicaの紹介があります。
   こちらの記事は学習院学術成果リポジトリでも公開されています。
    http://hdl.handle.net/10959/1325

  エ 「フランス国立図書館における資料ディジタル化計画」ルヌー著 杉本重雄訳
   (『情報管理』38巻11号 1996 p.981~985)
   「Galica」のサービス開始前の記事ですが、フランスの電子図書館のプロジェクトに
   ついてまとめらています。
   こちらの記事はJ-stageでも公開されています。
    https://doi.org/10.1241/johokanri.38.981/
   
 (2) 図書
  ア 『世界の図書館から ライブラリーぶっくす』 U-PARL/編集 2019.3
    p.191~198「フランス国立図書館の電子図書館“Gallica”(ガリカ)」
    Gallicaの概要と、資料の検索やダウンロードの方法など、利用方法について
    まとめられています。また、日本との関係についても触れられており、2014年
    12月にフランス国立図書館と日本の国立国会図書館の双方で、電子展示会を実施
    したことが書かれています。

  イ 『フランス図書館の伝統と情報メディアの革新』
    日仏図書館情報学会/編 勉誠出版 2011.4
    p.24「4.5 資料の電子化と電子図書館(Gallica)」
    Gallicaの公開年や資料数などについて、簡単にまとめられています。
   
  ウ 『アーカイブのつくりかた 構築と活用入門』
    NPO知的資源イニシアティブ/編 勉誠出版 2012.11
    p.232「Gallica」
    Gallicaの概要について、コンパクトにまとめられています。
    
 (3) 新聞記事
  「〔日本の知力〕最前線で考える(4)「電子図書館」期待と憂い(連載)」
  (「読売新聞」2008年1月6日 朝刊 p.1~2)
  当時のフランス国立図書館長であるブルーノ・ラシーヌ氏のインタビューのなかで、
  Gallicaについてコメントしています。

(最終アクセス2021年1月22日)
回答プロセス
(Answering process)
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
図書館.図書館情報学  (010 8版)
参考資料
(Reference materials)
キーワード
(Keywords)
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
文献紹介
内容種別
(Type of subject)
質問者区分
(Category of questioner)
登録番号
(Registration number)
1000295358解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決