レファレンス事例詳細(Detail of reference example)
提供館 (Library) | いわき市立いわき総合図書館 (2310140) | 管理番号 (Control number) | いわき総合-地域498 | ||||||
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事例作成日 (Creation date) | 2017年06月08日 | 登録日時 (Registration date) | 2017年06月12日 16時07分 | 更新日時 (Last update) | 2017年06月12日 16時11分 | ||||
質問 (Question) | いわき市内における「エビス」とつく地名について調べている。次の地名由来についてわかる資料はあるか? ①平上山口恵比寿内 ②内郷宮町蛭子 ③山田町蛭子原 | ||||||||
回答 (Answer) | 『町名・字名一覧表 平成19年4月1日』(いわき市 2007)で読み方を確認すると、①「恵比寿内 エビスウチ」、②「蛭子 ヒルコ」、③「蛭子原 ヒルコハラ」であることがわかります。 それぞれの地名の調査結果については、以下のとおり。 ①「平上山口恵比寿内 【エビスウチ】」 『地名の変化にみる、いわきの近代化』(いわき未来づくりセンター 2008)P245によると、七福神信仰に由来した地名とある。 『ふるさといわき抄』(高木稲水 いわき春秋社 1978)P163でも、神様の名のつく地名として挙げられている。 ③「山田町蛭子原 【ヒルコハラ】」 『いわき地方地名の研究』(岡田実 1968)P13に地名由来あり。これによると、「蛭子原 ヒル(沼)コハラ(小原) 沼のある小さい原野地」という意味であることがわかる。 また、『地名の変化にみる、いわきの近代化』P244には、「蛭 ヒル」という漢字には「低湿地」という意味があることが記されています。 なお、②「内郷宮町蛭子 【ヒルコ】」の地名由来について書かれた資料は確認できませんでした。 | ||||||||
回答プロセス (Answering process) | 1.資料を調査 上記回答のとおり。 なお、地名に関する以下の資料も確認したが、記述はなかった。 『ふくしまの地名を拾う』(K/291/サ) 『いわき地方史研究 第9号(いわき市内のアイヌ語系地名)』(K/210.0-1/イ) 『いわき地方史研究 第13号(いわきの地名考1)』(K/210.0-1/イ) 『いわき地方史研究 第14号(いわきの地名考2)』(K/210.0-1/イ) 『いわき地方史研究 第15号(いわきの地名考3)』(K/210.0-1/イ) 『いわき地方史研究 第19号(いわきの地名考4)』(K/210.0-1/イ) 『日本歴史地名大系7 福島県の地名』(K/291/ニ) 『石城郡町村史』(K/210.1-1/モ) 『懐郷無限』P179(K/210.6-1/サ) 『まちづくりへの提言』P45(K/318.7/イ) 『郷土誌 高久小学校』(K/210.1-1/キ) 『内郷郷土史』(K/210.1-1/ウ) 『いわき市勿来地区地域史3 下巻 地誌』(K/210.1-1/イ-3-2) 『いわき市史』など | ||||||||
事前調査事項 (Preliminary research) | |||||||||
NDC |
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参考資料 (Reference materials) |
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キーワード (Keywords) |
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照会先 (Institution or person inquired for advice) | |||||||||
寄与者 (Contributor) | |||||||||
備考 (Notes) | |||||||||
調査種別 (Type of search) | 事実調査 | 内容種別 (Type of subject) | 郷土 地名 | 質問者区分 (Category of questioner) | 社会人 | ||||
登録番号 (Registration number) | 1000217209 | 解決/未解決 (Resolved / Unresolved) | 解決 |