レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2012年06月09日
- 登録日時
- 2012/07/16 12:18
- 更新日時
- 2012/11/28 18:57
- 管理番号
- 相大-H24-0012
- 質問
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解決
津軽じょんがらの曲目の由来を知りたい
- 回答
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以下の資料に由来の記載があり、提供した。
『日本の民謡 東日本編』
『標準音楽辞典 アーテ 新訂版第2版』
- 回答プロセス
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1 自館OPACよりキーワード “民謡”で検索したところ、以下の資料がヒットした。
『日本の民謡 東日本編』 社会思想社 1998 【s16080574 B767.5】
p58 に歌の由来の記載あり。
“常縁河原が上河原となり、その地にできた唄だから「じょんがら節」いわれた。本来は新潟県魚沼郡地方の踊り唄である「新保広大寺」を原型とした「越後くどき」が津軽化したもので・・・”とあり。
2 参考資料の音楽の棚を直接探したところ、以下の資料があった。
『日本音楽大事典』 平凡社 1989 【s12043592 R768】
由来についての記載はなし
『標準音楽辞典 アーテ 新訂版第2版』 音楽之友社 2008 【s28841054 R760】
p1143 「つがるじょんがらぶし」の項あり。
以下の説あり。
・「津軽の方言でじょんから語るとは、世間話や冗談を言うの意味である。たあいもない事物や口説を歌詞とするからか」
・「黒石市の上河原における説話と歌う歌詞もあり、上河原節と表記し、それが発祥であるとも・・」
・「越後の<新保広大寺しんぽこうだいじp934参照>が変化した歌ともいわれる」
注:【 】内は自館の資料コードと請求記号
- 事前調査事項
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利用者からの情報では、諸説あるとのこと。
- NDC
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- 声楽 (767 9版)
- 参考資料
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- 『日本の民謡 東日本編』 社会思想社 1998
- 『標準音楽辞典 アーテ 新訂版第2版』 音楽之友社 2008
- キーワード
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- 民謡
- 津軽じょんがら節
- じょんがら節
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 音楽
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000108600